Access(32ビット版)とWindows 7 (64ビット版)上のODBCデータソース

Access が32ビット版でWindows が64ビット版の時、「コントロール パネル\システムとセキュリティ\管理ツール」の「データソース(ODBC)」からデータソースを作成するとき、「Microsoft Access Driver(*mdb)」他、「Microsoft Excel Driver (‘.xls)」など Microsoft Office (32ビット版)関連のドライバーが表示されず、Access mdb へアクセスするためのデータソースが作成できません。

これを回避するには、32ビット版のODBCアドミニストレータでデータソースを作成する必要があります。32ビット版のODBCアドミニストレータは以下のコマンドで起動できます。

%windir%\SysWOW64\odbcad32.exe

原因は、以下のマイクロソフトのKBに詳しく書かれています。。。

「64 ビット版の Windows で、ODBC アドミニストレーター ツールが 32 ビットと 64 ビット両方のユーザー DSN を表示する」
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/942976

AccessとMySQL(UTF-8)をODBC接続

Access を MySql サーバーのフロントエンドにしてシステム開発することになった。PHPで構築したシステムを流用するので、MySqlのデータベースはエンコーディング UTF-8 で構成したい。

ネットで検索するとMySql ODBC と MySql のエンコード設定に関していろいろな情報があり、これはと思うものを試すうちに期待通りに動作した方法を紹介します。

サーバー側設定

1. MySQL Server の my.cnf の設定

characterset が UTF-8 でサーバーを構成。

[mysqld]
... 一部省略 ...
# default encoding
character-set-server=utf8
skip-character-set-client-handshake

[mysql]
default-character-set=utf8

[client]
default-character-set=utf8

2. mysql コンソールから show variables の結果
MySQL サーバーを再起動して、mysql コンソールで接続。

mysql> show variables like '%char%';
+--------------------------+----------------------------+
| Variable_name            | Value                      |
+--------------------------+----------------------------+
| character_set_client     | utf8                       |
| character_set_connection | utf8                       |
| character_set_database   | utf8                       |
| character_set_filesystem | binary                     |
| character_set_results    | utf8                       |
| character_set_server     | utf8                       |
| character_set_system     | utf8                       |
| character_sets_dir       | /usr/share/mysql/charsets/ |
+--------------------------+----------------------------+

characterset が UTF-8 になっているのを確認

3. テーブル作成
テーブルは DEFAULT CHARSET=utf8 で作成する。

CREATE TABLE Bar (
...
} ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8;

4. ファイアウォールの設定
TCP ポート3306 へのアクセスを許可する設定に変更します。

クライアント側設定

1. MySQL Connector/ODBC をダウンロード
http://dev.mysql.com/downloads/connector/odbc/ から Connector/ODBC 5.3.4 の 「Windows (x86, 32-bit), MSI Installer」または、「Windows (x86, 64-bit), MSI Installer」をダウンロードして、インストーラーを起動してインストール。

※ Windows 8/8.1 では Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package を事前にインストールしておかないと MySQL Connector/ODBCのインストールが失敗してしまうので、以下からダウンロードしてインストールしておきます。

32ビット版:https://www.microsoft.com/en-gb/download/confirmation.aspx?id=5555
64ビット版:https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=14632

2. ODBC DSN の作成
Access から接続するために DSN を作成します。

-「コントロール パネル\システムとセキュリティ\管理ツール」から「データソース(ODBC)」をダブルクリック
– 「データ ソースの新規作成」で「MySQL ODBC 5.3 Unicode Driver」を選択
mysql-odbc-driver
– Data Source Name, TCP/IP Server, User, Password, Database を入力
mysql-odbc-conn
(Character Set と Initial Statement は空のまま、何も指定していません。)

3. Access からリンクテーブル
Access からリンクテーブルを上記のDSNを使って作成して、データを表示、編集し、また同テーブルのデータをPHPで作成したプログラムで操作しましたが、双方で問題なし。