ProjectLibre 日本語版

ProjectLibre ユーザーインターフェースの日本語がリリースされました。

現在の最新バージョン 1.5.6 から日本語ユーザーインターフェースです。

ダウンロードは SorceForge サイトからできます。

こちらが日本語版についてオフィシャル アナウンスです。

 

ProjectLibreでプロジェクト管理(操作編)

最近の私のプロジェクト管理には、OpenProj の後継の ProjectLibre を使っています。ユーザーインターフェースが刷新され無償で使用できる機能も増え本当に重宝しています。UIは英語ですが、それほど苦にはならないと思います。

現バージョンでは、OpenProj と同様に日本語化が完全でないというところもあって、日本の祝日や標準的な勤務時間(例:9:00 出社、18:00 退社)がデフォルトでないため、そこは設定をデフォルトから変更する必要があります。

ProjectLibre の入手

まずは、インストーラをダウンロードします。ProjectLibre サイトから “Download Now!” をクリックすると、SourceForge のリンクへ案内されるので、ここから “ProjectLibre-1.5.2.msi” (2012-12-18 時点で最新のもの)をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、”ProjectLibre-1.5.2.msi” ファイルを起動してセットアップをします。

まずはプロジェクト作成

ProjectLibre を立ち上げて新規プロジェクトを作成します。

ProjectLibre1

プロジェクト名を「プロジェクトA」などと入力して空のプロジェクトが作成します。

ProjectLibre1a

この状態ですと定義済みの “Standard” ワークタイムが適用されて 作業開始時間が 8:00 で、終了時刻が16:00 となってしまいますので、これを 9:00 – 18:00 で1日の作業時間を 8:00 に変更し、また、祝日を作業日として扱われないように変更したいと思います。

ワークタイムの変更

デフォルト ワークタイムを変更するにはメニュー「File」タブ-「Project」グループ-「Calendar」 を選択して 「Change Working Calendar」で行います。

まず、祝日の設定をしてみます。

Change_Working_Calendar

右側のカレンダーの

 「12月 2012」 の 24, 31
 「1月 2013」  の  1,  2,  3, 4, 14
 「2月 2013」  の 11
 「3月 2013」  の 20

をクリックして「Non-working time」 オプションを選択します。すると、日付の数字が赤字、背景が灰色に変わります。(※ 日付は CTRLキーを押しながらクリックすると複数日が選択できます。)

次に、作業時間を 9:00 – 18:00 に設定します。

Change_Working_Calendar2

作業日を選択したら「Non-default working time」オプションボタンを選択して「From:」と 「To:」に昼休み 12:00-13:00 を除いた時刻を入力します。すると、日付の数字が赤字、背景が白色に変わります。

次に、1日の作業時間を 8.0 時間に設定します。

「Options…」ボタンをクリックして「Duration Settings」 ダイアログを表示します。

Change_Working_Calendar3

「Hours per day」 が 8 になっているのを確認します。「OK」ボタンをクリックします。続いて、「OK」ボタンをクリックして 「Change Working Calendar」 ダイアログを終了します。

最後に、「File」タブ-「Project」グループ-「Projects Dialog」 選択してプロジェクト情報を表示して、 「Start」 の時刻が 8:00 からとなっているのを 9:00 からに修正します。

Projects

入力したら、「x」 をクリックして、「Projects」 ウィンドウを終了します。

これでワークタイムの変更は完了です。

作業項目の入力

作業項目を入力して簡単な工程表を作ってみます。
「タスク」タブ-「Views」グループ-「Gantt」 を選択します。
「Name」 列をクリックすると文字を入力できるので、”プロジェクトA” , “タスク1”, “タスク2” と項目を入力しました。自動的に9:00-18:00、「Duration」 に 「1 day?」が挿入されます。

Projects1

タスク2をタスク1との連結作業にします。
タスク1とタスク2の行を選択して、「Task」タブ-「Task」グループ-「Link」 をクリックします。
作業の連結を設定すると、タスク2の作業日と開始時刻、終了時刻が設定が、タスク1後の作業日・時刻で再計算されます。

Link

タスク1とタスク2をインデントしてプロジェクトAに従属する作業とします。
タスク1とタスク2の行を選択して、「Task」タブ-「Task」グループ-「Indent」 をクリックします。

Indent

タスク1の 「Duration」 に 「0.5」  (日) 、タスク2に 「1.5」 と見積もり作業時間を入力すると、自動的に開始日時、終了日時が再計算されてゆきます。

Duration

印刷プレビュー

作業項目を入力が完了したら印刷プレビューで表示してみます。
「File」タブ-「Print」グループ-「Preview」 を選択します。

Print_preview
右上 「Printers」 にプリンター一覧(コンボボックス)がありますので、印刷するプリンターを選択します。
「Diagrams」 に印刷対象の 「作業項目表 (Spreadsheet)」 と 「工程表 (Gantt)」 を選択します。
また、「Scaling」 で縮小・拡大印刷もできます。

PDF 印刷

OpenProj では無償で提供されていなかった PDF 印刷機能も無償で提供されています。 しかし、残念ながら、この機能は日本語対応ができていません。作業項目名などに日本語が含まれていると、何も印刷されていませんでした。

ProjectAPDF

PDF への出力は BullZip など仮想プリンターがインストールしてあれば、プリンター一覧から選べますので、代用できます。

 

ProjectLibreでプロジェクト管理

OpenProj というプロジェクト管理ツールについて、こちらで紹介したことがあります。

その後継となるオープンソースのプロジェクト管理ツール ProjectLibre です。

まだ、ベータ版で、日本語化は完全ではありませんが、英語だからといって敬遠してしまうには非常に惜しいツールです。 OpenProj では有償だった印刷機能の一部も無償で利用できるようになりました。印刷機能のスケーリングで縮小印刷して、A4 1ページ内に収めたりする機能が無償で提供されるようになって、本当にうれしい限りです。

スクリーンショットで簡単にご紹介します。

1. まず、UI全体です。OpenProj との大きな違いは UI が MS Office 製品のリボン インターフェースと同様なインターフェースとなりました。タスクを入力していくと簡単にガントチャートが作成できます。

ProjectLibre_ProjectA

2. File タブのコマンド
File タブには、「開く」「新規作成」「保存」などのファイル関連の機能、「印刷」「印刷プレビュー」「PDF出力」の印刷関連の機能、また、「プロジェクト」「カレンダー」などプロジェクト情報関連の機能がまとめられています。

ProjectLibre_RibbonUI_File

3. Task タブのコマンド
Task タブには、タスクの表示を切り替える機能、クリップボード機能、タスクの挿入、削除、タスク間の関連付け(インデントやリンク)などの機能がまとめられています。

ProjectLibre_RibbonUI_Task

4. Resource タブのコマンド
Resource タブには、プロジェクトに携わるリソース(人員)などの管理する機能がまとめられています。

ProjectLibre_RibbonUI_Resource

5. View タブのコマンド
View タブには、ガントチャート、ネットワーク図、WBS(Work Breakdown Structure)、タスク使用状況などの表示を切り替えるコマンドがまとめられています。

ProjectLibre_RibbonUI_View

6. 印刷プレビュー
File タブから印刷プレビュー「Preview」を実行するとビューが印刷イメージに切り替わります。
OpenProj では無効になっていた画面右下にあるスケーリング「Scaling」が利用できます。
以下のスクリーンショットはスケーリングを 85% にして A4 1ページに収まるようにしたところです。

ProjectLibre_Print_preview85per

以上です。

まだ、ベータ版ということもありバグもあるかと思います。PDF出力機能も利用可能となりましたが、現時点では、日本語出力が文字化けしています。PDF出力する場合には、Bullzip などPDFプリンターで出力することもできます。