月例稽古 (8月)

先日、8/7は総本部道場の月例稽古でした。私は高崎から通いますが、東京近県では、横浜、日立、遠くからは名古屋から来られる先生方もいらっしゃいます。名古屋からいらっしゃる先生方はもう6年も続けているんだそうです。頭が下がります。

私は、途中参加ですが、ピンアン5段、ナイファンチ、基本組手10本目、居捕り3本目、その他居捕り応用技をご指導頂きました。居捕り3本目は突いて踏み出た足を取られて倒されるのですが、これが「すっ」と触れられただけのような感じなのにバランスが崩されて倒れてします。和道流の技は奥が深いです。

稽古日誌 (2011-08-07)

1日遅れで投稿となりました。昨日の稽古は2週間ぶりとなり久しぶりという感じでしたね。子供クラスの生徒さんたちは少し日焼けしていて、暑さに負けることなく元気に参加してくれました。

練習は子供クラスも大人クラスも、基本と形を中心に。同じことを繰り返していると、なんとなく数をこなすだけになりがちです。1回突いたら、次は前の突きより速く・無駄な力が抜けるようにやってみるとか、いろいろ工夫しながらやると上達していくと思います。子供クラスでは生徒にミットを持ってもらって、基本の通りに突いて威力を体感してもらいました。大人クラスは上段受け・手刀受けを体感してもらいました。想像以上に威力があるのに気づいたと思います。日頃の練習の時工夫してみてください。

練習内容:
子供クラスは、その場基本と形、フットワークと刻み突き、ミット打ち、抜き手の練習。抜き手はコツがわかると簡単なんですが、ぎゅっともたれてしまう前に「すっ」と外せるように練習していきます。形はピンアン2段の最初の5挙動だけやりました。基本型と似ていますので覚えやすいと思います。そうそう、空手着がきましたので、次回、空手着姿を楽しみにしています。

大人クラスは、同じくその場基本と形、一本約束組手(上段外受け流し)。形はピンアン2段の解説、技の意味がわかっても、いざやってみると正しく出来ないので、繰り返し稽古して体得できるようにがんばりましょう。

来週のクラス(8/14)はお盆やすみです。

稽古日誌 (2011-07-24)

今日は、大人クラスに他流派で空手経験のある方が体験入門でいらっしゃいました。和道流はまったくご存じなかったようなので大変だったかと思いますが、汗びっしょりになって一緒に練習していただけました。

また、今日の稽古では子供クラスと大人クラスにも今までできなかったことが突然できるようになった人がいたので、嬉しかったです。それは、基本形の9挙動目の上段受けから転身しての下段払い、ピンアン2段の17挙動目の突きから転身するところでした。出来た人に「今のどんな感じだった?みんなに教えてあげて」というと「こうやって、こうやるんだよ」、「こう腰を回してこう」という返事が。。。身体操作をいかに言葉にして伝えるのが難しいかというのがおわかりいただけたと思います。「出来ない」、「難しい」と言いながら繰り返し、やっと出来た瞬間の表情がとてもよかったですね。その後、何回でも出来るようになったいたので「コツ」をしっかりつかんだ様子です。

今日の稽古:
子供クラスは、最近みんなよく話をしてくれるようになりました。柔軟体操をしているときはリラックスしているからか、とてもよくしゃべります。その後、空手の練習にはいるとおしゃべりは謹んでくれますのでよしとしています。今日は、その場・移動基本をやった後、基本形を中心にやりました。形のあとはフットワークと突き(刻み突き)をやり、ミット打ち、それと最後に抜き手技をやりました。

大人クラスは、移動基本、基本形、ピンアン2段。順突きでは移動時に体軸がぶれないで、一定の歩幅を保ち、突き終わった直後に後ろ足を引きずらない、回って下段払いの時や、形のなかで突いてから下段払いを行う際に、突いている手を力を抜いて若干ひじを引いて方向転換すると自然と胸前にくるので肩口までもってくることのないように練習をしました。

来週(7/31)は稽古お休みです。

稽古日誌 (2011-07-17)

今日も暑い中、欠席者もなく、みなさん元気そうな面持ちで稽古に参加していました。なかには朝、草津でひと仕事してから参加してくれた方もいます。ご苦労様でした。また、今日は子供クラスに見学者が二組あり賑やかでした。見学は20分程度ですが無料でできますので、ちょっとどんなことやっているか見てみたい人はどうぞ。ただ、最初の20分くらいは準備体操なので、時間は少し遅れてきたほうが空手の練習内容を見学できると思います。

空手を学ぶときはたいがい真似から始まります。「先生の動きを真似して自分でやってみて」というとすぐ出来る子と、うまく出来ない子がいます。ですが、この過程は大事だと思っています。出来ない子は「こう?」「こっち?」あるいは「わからない」と意見が言えるようになります。出来る子は「こうやるんだよ」と教えてあげる子もでてきます。これは問題の把握、質問、説明という過程があります。空手は身体技術も学べますが、稽古の過程ではこのような日常生活で役立つコミュニケーション力も身についていくと考えています。

今日の稽古:
子供クラスは、移動稽古から基本形を中心に、最後にミット打ち、フットワーク、護身術の抜き手(掴まれた手を外す)を行いました。ミット打ちからは「待ってました」と言わんばかり目を輝かせて力いっぱい打ち込んできます。

大人クラスは、その場稽古で裏拳打ちの左右、後ろ上段、蹴りは前蹴り、回し蹴り、足刀蹴り、後ろ蹴りと普段あまりやっていなかった基本技を行いました。形はピンアン2段、特に突いた所から転身して次の受けへ変化するときのやり方を説明しました。

月例稽古(7月)

昨日は総本部道場の月例稽古でした。
途中からの参加でしたが、上段受けの体、特に腰の使い方、基本組手1本目の転位・転体・転技に至る解説と分解して反復稽古、その他、基本組手から投げ・関節極め(衣くぐり・腕捕り)などの応用変化を行いました。

最高師範の談話のなかで、「脱力」について、自分で力を抜いたつもりの状態でも、まだ抜けきっていないから、もう一度力を抜いてみるくらいの心づもりで行うことや、指導のしかたによって基本がかわってしまう、支部や先生によって違いがでてきてしまうから、指導者講習会や月例稽古で学んだことをきちんと生徒さんに伝えてゆけるようすることなどのお話をいただきました。

稽古日誌 (2011-07-10)

1日遅れの稽古日誌になってしまいました。
暑いですね。昨日は前橋の最高気温36.8度だったそうです。暑くて何もやる気がでなくなってしまうのによくみなさん練習に参加しましたね~と感心しました。
だるさや疲労感が残ってしまうのは、体からの危険信号だそうです。水分の過不足、栄養バランスや睡眠不足など見直して無理をしないことが大切だそうです。

気温は高いですが、体はクーラーなどで冷えていますので、空手の稽古は準備運動はもちろんですが、その場基本はゆっくりやり、あせがにじむくらいになってから通常の速度でやるようにしました。また、その日その日で体調も違いますし、無理せず、あせらず練習しましょう。

子供クラスは、移動基本の「回って~受け」が間違えずにできるようになりました。この「回って~」というと1回転することと思ってしまうか360度回転してしまう子がいたのですが、今日はちゃんと180度回転して上段受けができていました。「蹴って順突き・逆突き」も今日から練習しましたが、意外(?)にもとまどうことなくできました。

大人クラスは、その場基本は少しアレンジして、頭の体操ではないですが、突きから受け、受け・受け・突きなどいつもと違うことをやりました。手は比較的に思った通り動かせますが、いつもと違った動きをすると、意外にもやりづらいと感じたかと思います。形のなかに上段受けから突く、下段払いから中段受けして、突くといったものが含まれていますので、その場基本で練習しました。

稽古日誌 (2011-07-03)

今日はそれほど暑くなかったと思いますが、日頃の暑さで疲れ気味で、空手をやるのもちょっと辛いのではないですか?でも、そういう時こそ体を動かし、汗をかいて、水分補給して、しっかり体をやすめると夏バテせず夏を乗り切れると思います。「夏バテ防止・対策」などで調べると上記のようなことを言われているので、あながち間違いではないかと思います。

ところで、高崎市には登録している人に、防犯・防災・火災・気象などの情報をメールで配信する「安心ほっとメール」というサービスがあり、私は登録してあるのですが、不審者情報というメールが最近あります。たいがい不審な男が、子供や女性に対して嫌がらせ行為などをするのですが、こういうのを知ると、自分の子供や空手教室に通っている生徒さんが、このような不当な行為から逃れられるように護身としての空手をきちんと教えないといけないなと思います。空手を教える中で、友達やお父さん・お母さんに空手をつかってはいけないよというわけですが、不当な行為に対して蹴ってでも、噛んででも逃げなさいということなります。この辺りの切り分けを練習のなかで状況を想定し、話してゆきたいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、移動基本(順突き・逆突き)、基本形、フットワーク、ミット打ち、上段突きを受けてからの攻撃、護身術(抜き手)です。ちょっと夏バテぎみの子もいましたが、フットワークからみんな元気に稽古できました。(みんな基本がいやなんですね)。稽古の後、少しのこっ「仮面ライダークウガ」のキックを見せてあげると、教室を出て廊下の端から走ってきてキックして見せてくれました。空手でいうと「飛び足刀げり」ですね。

大人クラスは、移動基本(順突き・逆突き)に加えて、蹴りを入れました。それと、基本形・ピンアン2段、1本約束組手(上段外受け・下段払い)、護身術で小手抜き、体捌きから関節技をやりました。
順突き・逆突きの立ち方は少し違います。逆突きは腰を回転させますので、その分、足の横幅を少し横にとります。こうすることで腰の回転がしやすくなり、安定し、力強く突けるはずです。蹴って順突き・蹴って逆突きも蹴り方の違いについてもお話ししました。

稽古日誌 (2011-06-26)

高崎カルチャーセンターで空手道教室を開講してから3ヶ月が経ちました。仕事や学業生活に追われる中で稽古を続けていくのは大変だったと思います。日曜日の午前からお昼にかけて空手教室の通うのはご家族の方のご理解と協力があってのことだと思います。子供クラスも大人クラスの皆さんも日曜日の稽古に生活のリズムを合わせるのは慣れないうちは大変だったと思いますが、週1回の稽古を続けて体得するものが普段の生活で役たつことを願っています。今後ともお互いがんばって行きましょう。

今日は私の娘が助手で参加しました。高校の空手道部に所属していて松濤館流をやっています。燕飛という形をお見せしました。空手を始めて間もない方は、空手競技をあまり目にしたことがないので、ちょうどよい機会だと思い演舞してもらいました。普段稽古している基本形やピンアン2段より多彩な技が入っていますし、それなりにスピード、力強さがあって、かっこいいと思うかもしれません。形はいろんな技を含んでいますがその用法もしらなければ使えません。正しく理解し、体得し、応用していけるよう、今、稽古している形を大事にしてほしいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、基本形の中で転身するところを中心にやりました。270度転身して下段払いしたり、順突きから下がり、180度転身して下段払いするところ難しいので、何度か繰り返しやりました。基本形をやりはじめの頃は、難しくて「空手難しくて出来ない」とか小声で言っていたこともあったのですが、最近はがんばって「こうやるのかなって」試行錯誤している様子です。こちらも熱が入ってしまいますね。
もう1つ嬉しかったことがありました。稽古の最後、正座してすこし話をしますが、今日は3ヶ月の節目ということで、「最近、ミット打ちしてて分かるけど、3ヶ月前と違って、突きも蹴りも正確で力が強くなったから、友達やご両親に大して空手で殴ったり蹴ったりしてはいけないよ。」と言ったところ、「そんなことわかっているよ」と即答してくれました。

大人クラスは、基本形の転身するところとピンアン2段の立ち方の変化を中心に、ところどころ用法を解説しながら行いました。1本約束組手は4種類(中段下段払い、上段外受け、中段肘受け流し、上段内受け流し)、約束組手は、身長が違えば間合いも違ってきますから、自分の突きがどれくらいの間合いであれば相手に届くかを掴んでください。
大人クラスの方々も最初のころにくらべると息切れが無くなってきたように思います。順突きをみてもふらつきが少なくなりました。呼吸法と自分の歩幅がつかめてきたのだと思います。

稽古日誌 (2011-06-19)

今日は、平成23年度の会員証を配布しました。初めてもらった子供たちは和道流のロゴが入った会員証に自分の名前がはいいていて、とても嬉しそうにしてました。大人クラスの人たちも意外に嬉しそうにしてました。
それと、今日も、大人クラスに体験で1名参加されました。大学で和道流系の空手を経験し、空手協会の道場へも通っていたことのある方。さすがに動きが速かったです。大学では組手中心の練習で基本からきちんとやりたいのと、競技への参加もしてゆきたいとのことでした。今日は、いつものように基本から基本の応用技でしたが、「面白かった」と言っていただき良かったです。

子供クラスは、移動基本の順突きに加えて逆突きをとりいれました。逆突きは順突きより歩幅が横に少し広くとります、腰のひねりで突き、回って下段払いをしますので、新しい動きが多くちょっと難しいかった様子ですが、がんばって真似しながら取り組んでいました。護身術の手抜き(掴まれた手をはずす)もだいぶうまくできるようになりました。

大人クラスは、基本形にくわえてピンアン2段を練習しています。ピンアン2段は立ち方の変化が加わります。後屈立ちでうけて順突きへ、前屈立ちから回って猫足立ちから四股立ち、そして前進して四股立ちへと変化しますので、難しいと思います。これからしばらくこの2つの形をやってゆきます。

階段520段

高崎駅から羽衣線をまっすぐきて国道17号線を横切り、聖石橋を渡ると、高崎市石原町になります。さらに、しばらくまっすぐ行くと突き当たりに石畳の参道が見えてきます。清水寺(きよみずでら)の入り口です。古くからあるお寺で1200年もの歴史があるとのことです。

参道から本堂までは階段を上がってゆくのですが、この階段520段ほどあります。登りはじめは段差もなく楽に行けるのですが、中盤あたりから傾斜がついてきつくなります。この時期の涼しめの日でも、本堂につくまでにはうっすらと汗がにじんできます。階段の数を数えながら登ると楽しいですよ。人によって違ってしまいます。524段だったという人もいますし、520段だったと言う人もいます。

本堂の向いに舞台があり、そこからの高崎市街の眺めはすばらしいです。今時期は階段の脇のあじさいもきれいなので、体力つくりを兼ねてぜひ挑戦してみてはいかがですか?

清水寺 | 高崎市