稽古日誌 (2011-07-24)

今日は、大人クラスに他流派で空手経験のある方が体験入門でいらっしゃいました。和道流はまったくご存じなかったようなので大変だったかと思いますが、汗びっしょりになって一緒に練習していただけました。

また、今日の稽古では子供クラスと大人クラスにも今までできなかったことが突然できるようになった人がいたので、嬉しかったです。それは、基本形の9挙動目の上段受けから転身しての下段払い、ピンアン2段の17挙動目の突きから転身するところでした。出来た人に「今のどんな感じだった?みんなに教えてあげて」というと「こうやって、こうやるんだよ」、「こう腰を回してこう」という返事が。。。身体操作をいかに言葉にして伝えるのが難しいかというのがおわかりいただけたと思います。「出来ない」、「難しい」と言いながら繰り返し、やっと出来た瞬間の表情がとてもよかったですね。その後、何回でも出来るようになったいたので「コツ」をしっかりつかんだ様子です。

今日の稽古:
子供クラスは、最近みんなよく話をしてくれるようになりました。柔軟体操をしているときはリラックスしているからか、とてもよくしゃべります。その後、空手の練習にはいるとおしゃべりは謹んでくれますのでよしとしています。今日は、その場・移動基本をやった後、基本形を中心にやりました。形のあとはフットワークと突き(刻み突き)をやり、ミット打ち、それと最後に抜き手技をやりました。

大人クラスは、移動基本、基本形、ピンアン2段。順突きでは移動時に体軸がぶれないで、一定の歩幅を保ち、突き終わった直後に後ろ足を引きずらない、回って下段払いの時や、形のなかで突いてから下段払いを行う際に、突いている手を力を抜いて若干ひじを引いて方向転換すると自然と胸前にくるので肩口までもってくることのないように練習をしました。

来週(7/31)は稽古お休みです。

稽古日誌 (2011-07-17)

今日も暑い中、欠席者もなく、みなさん元気そうな面持ちで稽古に参加していました。なかには朝、草津でひと仕事してから参加してくれた方もいます。ご苦労様でした。また、今日は子供クラスに見学者が二組あり賑やかでした。見学は20分程度ですが無料でできますので、ちょっとどんなことやっているか見てみたい人はどうぞ。ただ、最初の20分くらいは準備体操なので、時間は少し遅れてきたほうが空手の練習内容を見学できると思います。

空手を学ぶときはたいがい真似から始まります。「先生の動きを真似して自分でやってみて」というとすぐ出来る子と、うまく出来ない子がいます。ですが、この過程は大事だと思っています。出来ない子は「こう?」「こっち?」あるいは「わからない」と意見が言えるようになります。出来る子は「こうやるんだよ」と教えてあげる子もでてきます。これは問題の把握、質問、説明という過程があります。空手は身体技術も学べますが、稽古の過程ではこのような日常生活で役立つコミュニケーション力も身についていくと考えています。

今日の稽古:
子供クラスは、移動稽古から基本形を中心に、最後にミット打ち、フットワーク、護身術の抜き手(掴まれた手を外す)を行いました。ミット打ちからは「待ってました」と言わんばかり目を輝かせて力いっぱい打ち込んできます。

大人クラスは、その場稽古で裏拳打ちの左右、後ろ上段、蹴りは前蹴り、回し蹴り、足刀蹴り、後ろ蹴りと普段あまりやっていなかった基本技を行いました。形はピンアン2段、特に突いた所から転身して次の受けへ変化するときのやり方を説明しました。

月例稽古(7月)

昨日は総本部道場の月例稽古でした。
途中からの参加でしたが、上段受けの体、特に腰の使い方、基本組手1本目の転位・転体・転技に至る解説と分解して反復稽古、その他、基本組手から投げ・関節極め(衣くぐり・腕捕り)などの応用変化を行いました。

最高師範の談話のなかで、「脱力」について、自分で力を抜いたつもりの状態でも、まだ抜けきっていないから、もう一度力を抜いてみるくらいの心づもりで行うことや、指導のしかたによって基本がかわってしまう、支部や先生によって違いがでてきてしまうから、指導者講習会や月例稽古で学んだことをきちんと生徒さんに伝えてゆけるようすることなどのお話をいただきました。

稽古日誌 (2011-07-10)

1日遅れの稽古日誌になってしまいました。
暑いですね。昨日は前橋の最高気温36.8度だったそうです。暑くて何もやる気がでなくなってしまうのによくみなさん練習に参加しましたね~と感心しました。
だるさや疲労感が残ってしまうのは、体からの危険信号だそうです。水分の過不足、栄養バランスや睡眠不足など見直して無理をしないことが大切だそうです。

気温は高いですが、体はクーラーなどで冷えていますので、空手の稽古は準備運動はもちろんですが、その場基本はゆっくりやり、あせがにじむくらいになってから通常の速度でやるようにしました。また、その日その日で体調も違いますし、無理せず、あせらず練習しましょう。

子供クラスは、移動基本の「回って~受け」が間違えずにできるようになりました。この「回って~」というと1回転することと思ってしまうか360度回転してしまう子がいたのですが、今日はちゃんと180度回転して上段受けができていました。「蹴って順突き・逆突き」も今日から練習しましたが、意外(?)にもとまどうことなくできました。

大人クラスは、その場基本は少しアレンジして、頭の体操ではないですが、突きから受け、受け・受け・突きなどいつもと違うことをやりました。手は比較的に思った通り動かせますが、いつもと違った動きをすると、意外にもやりづらいと感じたかと思います。形のなかに上段受けから突く、下段払いから中段受けして、突くといったものが含まれていますので、その場基本で練習しました。

稽古日誌 (2011-07-03)

今日はそれほど暑くなかったと思いますが、日頃の暑さで疲れ気味で、空手をやるのもちょっと辛いのではないですか?でも、そういう時こそ体を動かし、汗をかいて、水分補給して、しっかり体をやすめると夏バテせず夏を乗り切れると思います。「夏バテ防止・対策」などで調べると上記のようなことを言われているので、あながち間違いではないかと思います。

ところで、高崎市には登録している人に、防犯・防災・火災・気象などの情報をメールで配信する「安心ほっとメール」というサービスがあり、私は登録してあるのですが、不審者情報というメールが最近あります。たいがい不審な男が、子供や女性に対して嫌がらせ行為などをするのですが、こういうのを知ると、自分の子供や空手教室に通っている生徒さんが、このような不当な行為から逃れられるように護身としての空手をきちんと教えないといけないなと思います。空手を教える中で、友達やお父さん・お母さんに空手をつかってはいけないよというわけですが、不当な行為に対して蹴ってでも、噛んででも逃げなさいということなります。この辺りの切り分けを練習のなかで状況を想定し、話してゆきたいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、移動基本(順突き・逆突き)、基本形、フットワーク、ミット打ち、上段突きを受けてからの攻撃、護身術(抜き手)です。ちょっと夏バテぎみの子もいましたが、フットワークからみんな元気に稽古できました。(みんな基本がいやなんですね)。稽古の後、少しのこっ「仮面ライダークウガ」のキックを見せてあげると、教室を出て廊下の端から走ってきてキックして見せてくれました。空手でいうと「飛び足刀げり」ですね。

大人クラスは、移動基本(順突き・逆突き)に加えて、蹴りを入れました。それと、基本形・ピンアン2段、1本約束組手(上段外受け・下段払い)、護身術で小手抜き、体捌きから関節技をやりました。
順突き・逆突きの立ち方は少し違います。逆突きは腰を回転させますので、その分、足の横幅を少し横にとります。こうすることで腰の回転がしやすくなり、安定し、力強く突けるはずです。蹴って順突き・蹴って逆突きも蹴り方の違いについてもお話ししました。

稽古日誌 (2011-06-26)

高崎カルチャーセンターで空手道教室を開講してから3ヶ月が経ちました。仕事や学業生活に追われる中で稽古を続けていくのは大変だったと思います。日曜日の午前からお昼にかけて空手教室の通うのはご家族の方のご理解と協力があってのことだと思います。子供クラスも大人クラスの皆さんも日曜日の稽古に生活のリズムを合わせるのは慣れないうちは大変だったと思いますが、週1回の稽古を続けて体得するものが普段の生活で役たつことを願っています。今後ともお互いがんばって行きましょう。

今日は私の娘が助手で参加しました。高校の空手道部に所属していて松濤館流をやっています。燕飛という形をお見せしました。空手を始めて間もない方は、空手競技をあまり目にしたことがないので、ちょうどよい機会だと思い演舞してもらいました。普段稽古している基本形やピンアン2段より多彩な技が入っていますし、それなりにスピード、力強さがあって、かっこいいと思うかもしれません。形はいろんな技を含んでいますがその用法もしらなければ使えません。正しく理解し、体得し、応用していけるよう、今、稽古している形を大事にしてほしいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、基本形の中で転身するところを中心にやりました。270度転身して下段払いしたり、順突きから下がり、180度転身して下段払いするところ難しいので、何度か繰り返しやりました。基本形をやりはじめの頃は、難しくて「空手難しくて出来ない」とか小声で言っていたこともあったのですが、最近はがんばって「こうやるのかなって」試行錯誤している様子です。こちらも熱が入ってしまいますね。
もう1つ嬉しかったことがありました。稽古の最後、正座してすこし話をしますが、今日は3ヶ月の節目ということで、「最近、ミット打ちしてて分かるけど、3ヶ月前と違って、突きも蹴りも正確で力が強くなったから、友達やご両親に大して空手で殴ったり蹴ったりしてはいけないよ。」と言ったところ、「そんなことわかっているよ」と即答してくれました。

大人クラスは、基本形の転身するところとピンアン2段の立ち方の変化を中心に、ところどころ用法を解説しながら行いました。1本約束組手は4種類(中段下段払い、上段外受け、中段肘受け流し、上段内受け流し)、約束組手は、身長が違えば間合いも違ってきますから、自分の突きがどれくらいの間合いであれば相手に届くかを掴んでください。
大人クラスの方々も最初のころにくらべると息切れが無くなってきたように思います。順突きをみてもふらつきが少なくなりました。呼吸法と自分の歩幅がつかめてきたのだと思います。

稽古日誌 (2011-06-19)

今日は、平成23年度の会員証を配布しました。初めてもらった子供たちは和道流のロゴが入った会員証に自分の名前がはいいていて、とても嬉しそうにしてました。大人クラスの人たちも意外に嬉しそうにしてました。
それと、今日も、大人クラスに体験で1名参加されました。大学で和道流系の空手を経験し、空手協会の道場へも通っていたことのある方。さすがに動きが速かったです。大学では組手中心の練習で基本からきちんとやりたいのと、競技への参加もしてゆきたいとのことでした。今日は、いつものように基本から基本の応用技でしたが、「面白かった」と言っていただき良かったです。

子供クラスは、移動基本の順突きに加えて逆突きをとりいれました。逆突きは順突きより歩幅が横に少し広くとります、腰のひねりで突き、回って下段払いをしますので、新しい動きが多くちょっと難しいかった様子ですが、がんばって真似しながら取り組んでいました。護身術の手抜き(掴まれた手をはずす)もだいぶうまくできるようになりました。

大人クラスは、基本形にくわえてピンアン2段を練習しています。ピンアン2段は立ち方の変化が加わります。後屈立ちでうけて順突きへ、前屈立ちから回って猫足立ちから四股立ち、そして前進して四股立ちへと変化しますので、難しいと思います。これからしばらくこの2つの形をやってゆきます。

階段520段

高崎駅から羽衣線をまっすぐきて国道17号線を横切り、聖石橋を渡ると、高崎市石原町になります。さらに、しばらくまっすぐ行くと突き当たりに石畳の参道が見えてきます。清水寺(きよみずでら)の入り口です。古くからあるお寺で1200年もの歴史があるとのことです。

参道から本堂までは階段を上がってゆくのですが、この階段520段ほどあります。登りはじめは段差もなく楽に行けるのですが、中盤あたりから傾斜がついてきつくなります。この時期の涼しめの日でも、本堂につくまでにはうっすらと汗がにじんできます。階段の数を数えながら登ると楽しいですよ。人によって違ってしまいます。524段だったという人もいますし、520段だったと言う人もいます。

本堂の向いに舞台があり、そこからの高崎市街の眺めはすばらしいです。今時期は階段の脇のあじさいもきれいなので、体力つくりを兼ねてぜひ挑戦してみてはいかがですか?

清水寺 | 高崎市

月例稽古 (6月)

今日は6月の総本部道場の月例稽古でした。多くの支部から参加があり、総本部道場は活気がありました。

途中からの参加しました。 基本組手の5本目、8本目、9本目のご指導いただきました。

今日、私が課題にして取り組んだのは、5本目の第3挙動から第6挙動、8本目の第2挙動から第4挙動、9本目の第2挙動から第3挙動で、転位が不十分であったり、セイシャン立ちになっていなかったりと反省する点が多く、今後も引き続き稽古をしていきます。

稽古日誌 (2011-06-12)

6月に入りあらたな部員が加わり活気づいてきました。そして、今日、さらに体験入門で大人クラスに1名参加して頂きました。いつもどおりの練習をこなしてもらいました。慣れない動きをするので難しいい面もあったかと思いますが、最後に「楽しかった」といってもらえて良かったです。

子供クラスは、いつもの練習メニューで、特に移動基本を中心に行いました。移動しながら歩幅・腰の高さを一定に、そして回って上段受けが出来るように練習を積んでゆきます。ミット打ちはをやっていて最近思うのは、子供たちの突きが強くなってきていることです。拳の当てる部位がミットの真ん中をしっかりとらえられるようになってきました。前蹴りも膝からでて上足底でしっかり的を蹴れるようになってきました。

大人クラスは、移動基本、とくに順突き、逆突きで一定の歩幅・腰の高さによる移動と、回って上段・下段払い、さらに蹴って順突きの練習をおこないました。蹴りをすると、その蹴り足がそのまま落ちてしまいがちですが、しっかり戻して、もう一度蹴れるくらいの心づもりで前に出て突くと良いと思います。約束組手は1本式で上段外受け、内受け、中段(下段)払いを使って練習しました。

 

この時期になると

この時期になると、職場などでは空調が冷房に切り替わり、室温がさがり体が冷えてしまいますね。節電で例年より冷房の温度を高めにしたり、こまめにスイッチをきったりしているわけですが、それでも体調をくずしやすくなります。

仕事柄、職場ではパソコンに向かいっぱなしにで何時間を動かないような状況になってしまうので、1時間ごとに腕時計のアラームがなるようにしておいて、ちょっと休憩をはさむように努力しています。それでも自宅にかえってくると足、とくにふくらはぎがむくんでしまっています。このような状態で空手の練習をやると、肉離れなどの怪我になりやすいので注意が必要です。私は過去に2回ほど、この時期の勤務後の練習で肉離れをおこしています。ちょっと意識がたりなかったですね。肉離れになると、2,3ヶ月は稽古ができなくなるので、今は本当に注意しています。

空手教室では準備体操で足の指からふくらはぎ、すね、膝裏、もも(裏側と表側)、腰、手の指、手首、肘、肩、肩甲骨のあたり、首とストレッチと筋トレをとりまぜながらしています。あとは、練習後のストレッチも忘れずにするようにしましょう。また、水分補給と「うがい」も必ずやってくださいね。

休日の稽古がない日は、足湯を楽しんでみてはいかがですか?磯部温泉「足湯」は無料なんですよ。

技術研究会 (2011-06-09)

今日は、松濤館流 野口会の方との交換稽古でした。使用した場所は、他にテコンドーやカポエイラ、総合系の格闘技の練習をやっていました。なかなか活気がありました。

技術研究会では日頃の稽古での疑問に思っていたことをお互いに試してみて意見を聞いてみたりします。流派によって形は違いがあります、例えばピンアン3段と平安3段をくらべてみると違いがあります、しかしその違うところを理解すると技の応用に広がりが持てると思います。ピンアン初段から5段、平安初段から5段、ナイファンチ、鉄騎、チントウ、岩鶴、セイシャン、ワンシュウ、燕飛を練習しました。

また、練習場所は柔道場だったので、掴み、組みからくずし、投げ技を練習しました。

稽古日誌 (2011-06-05)

身体の動かし方を言葉で表現するのに、似たような動作に例えて説明します。例えばナイファンチ立ちのときは大きいボールを膝の間に挟んでいるような感じで内ももをしめて、ちょっと腰掛けるような感じで立つとか。。
子供のころ、本を頭の上にのせておちないように歩くというのはたいがいの人はやったことがあると思うのですが、これ空手の動作をする際の説明に使えることを発見しました。初心者は、その場基本、移動で、身体がふらついたり、頭から先に動いたりしてしまいがちですが、「本を頭の上にのせている感じで」と説明したところ、背筋がのびて、頭・腰の上下がなくなりきれいな動きが出来るようになりました。

子供クラスは、準備体操、基礎体力作り、その場・移動基本、フットワーク、ミット打ち、基本形をしました。移動基本や形のなかにある「回って上段受け、下段払い」は集中的に練習をしました。「本を頭の上にのせて」は子供たちには効果的でした。

大人クラスは、準備体操、その場・移動基本、約束組手、護身術、基本形、ピンアン2段を練習しました。 ピンアン2段は始めて行いましたが、約束組手・護身術のなかで腰をおとして受けるとか、掴まれた手を外すとかやってきましたが、ピンアン2段の中にその動作が入っているの気づいたかと思います。

最近、思っていたことの雑記

空手教室を開講してから2ヶ月が経ち、少数ではありますが、5歳から50歳代のまで幅広い年代の方々に参加頂きました。これは、空手をやっていなければ知り合うことのなかったわけですから、多くの方々と知り合う場が出来たということでも感謝します。

子供たちは空手がなんの役にたつかとかまだわからないでしょう。でも、身体を動かすことが楽しいのでしょう。稽古では、空手の基礎をとりいれながら、基礎体力向上のための運動から生活で役に立つ礼や身のこなし訓練を中心にやってゆきます。

一般の方々は、それぞれ健康面、空手技術の向上などそれぞれ目的がありますので、健康面での効用や護身などを中心にやってゆきます。

また、引越し・転勤などがある場合、移動先で他の和道流道場へ通うこともあるでしょう、道場がかわったらやり方が変わったということにならないよう、和道流総本部道場で大塚最高師範、またその他多くの先生方に教えていただいたことを忠実に伝えてゆけるように努力します。

稽古日誌 (2011-05-29)

今日は、天気が悪かったにもかかわらず、体験入門へ3名の方が参加されました。子供くらすに2名、大人クラスに1名です。

子供クラスに参加されたお子さん、「空手をやって仮面ライダーのようになりたい。」と夢のある発言をしてくれました。「仮面ライダーのようになるには一生懸命練習やらないとならないよ。」と悟したところ、納得してくれた(?)様子。自分たちが子供の頃、やっぱり憧れていたライダー1号、2号、V3 が、今の子供たちには、W や OOO になり、同じように憧れているのがちょっとうれしかったです。

大人クラスの体験入門に参加された方は、和道流の経験があり、転勤などの事情により松濤館系の道場へも通ったことがあるという方でした。ブランクがあるとおしゃっていたのですが、身体で覚えているものはなかなか忘れないというもので、後半は和道らしい動きを取り戻しつつあるようでした。

稽古内容:
子供クラスは、立礼、準備体操、座礼、その場基本、基礎体力作り、フットワーク、ミット打ち、基本形です。今日は、体験入門の子たちもいたので、先に入門している子たちは先輩という自覚をもって、しっかり練習が出来ました。

大人クラスは、立礼、準備体操、座礼、その場基本、基礎体力作り、移動基本、ミット打ち、1本約束組手、基本形
です。今日は特に突き終わったあとに脱力すること、体軸を移動することを意識的に練習しました。

稽古日誌 (2011-5-22)

5/22 本日の稽古は、高崎カルチャーセンターの練習場は空調が効いているのですが午前中は天気も良かったせいか汗だくになりました。 きょうは欠席者なし。6月より入門される予定の方も仕事の都合がついたとのことで特別参加されました。運足についてや突きけりの際の細かい点について質問も出てくるようになり、なかなか活気がでてきたように思います。

子供クラスは、その場基本は子供たちに順番に号令をかけて行うようにしました。出だしはちょっと戸惑って号令と突きや受けを出すタイミングがくるったりしますが、調子がとれてくると元気にやってくれます。「いち、にい、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」 ではなくて 「いち、にい、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう」ていうのが興味深いですね。
稽古が始まる前まで元気があって、始まるとおとなしくなってしまう子がいます。お母さんに「空手くるのやがってますか?」と聞いたところ、「いえ、そんなことないです。きょうも空手にいくって自分から言ってましたよ。」とおしゃっていたので、ひと安心。そういえば、横向き走り、後ろ向きはしり、馬跳びなどの基礎体力つくりのときはしっかり参加してました。
練習内容は、準備体操、その場基本、基礎体力つくり、ミット打ち、フットワーク、基本形をおこないました。

大人クラスは、準備体操で足の指を動かすのを取り入れています。最初の頃は、足指の動きが良く動かせなかったのか、動きが小さかったですが、今日は大きく動かせるようになっていたのを確認しました。前屈立ち・順突きもよくなっていました。きっとスキマ時間を見出し練習しているんでしょうね。うれしいです。
練習内容は、準備体操、(呼吸法を意識した)その場基本、移動基本、手首外し、1本約束組手(下段払い・外受けの流しから攻撃、くずし・関節極め)、基本形です。

技術研究会 (2011-5-16)

今日は、高崎市浜川体育館 多目的室が18:30から21:00まで抑えられたので、また松濤館流 野口会との合同練習あらため技術研究会を行いました。
実は、松濤館流 野口会の方とは、横浜の和道流 竹山支部道場で一緒に組手の稽古をして横浜市の大会とかに出ていた仲でもう10年来の空手仲間です。群馬に転勤されたり、私も群馬に戻ってきてから総本部道場に通っていたこともあって、群馬では一緒に練習する機会がなかったのですが、高崎で活動するようになってからまた一緒に稽古することが多くなりました。
お互い自分の流派を大事にしつつも、全空連の指定形も研究していますし、組手もやります。今後とも交流させていただいて、空手に対する理解を深めていければと思います。

今日は、ピンアンの形、十手、打ち込み、組手、1本約束組手と組み技を練習しました。

稽古日誌 (2011-5-15)

ジュニアクラスは今までは保護者の方付き添いでお子さんの練習を見守っていただいていましたが、今日はすべて付き添いなしで、子供たちだけで練習を行いました。 準備体操、その場基本、順突き、フットワーク、ミット打ち、基本形をやりました。
今日はいつもと反対で、準備体操からその場基本まではみんなまじめにやっていたのですが、その後の動きのある練習は集中できない子もいました。それでも、ときおり他のまじめにやっている子をみて「やらなくちゃ」という気になるのか、練習に加わりまじめにやったりします。また、早くミット打ちをやりたいという元気な子もいまし、私の言う事をよく聞いてまじめに練習をしてくれる子もいます。そして、みんな最後の座礼はきちんとやっていくので、自分なりに「ちゃんとやらなきゃ」、「これは面白そうだ」とか「最後くらいは」と思うのだと思います。もっと空手を通じて身体を使う面白さがわかってくれるような練習を考えてみたいと思います。

大人のクラスの練習メニューは、柔軟体操、その場基本、移動基本(順突き、逆突き)、基本形、1本約束組手(中段流し受けからくずし)です。移動基本での歩幅、運足方法、転身を細かく指導しました。

体験入門で1名参加がありました。健康維持のためとのことで、かかりつけの医者に空手など呼吸法を重要視する武道を勧められたとのことです。一般的に力・技・スピードの緩急は呼吸を伴い、技を出すときは一気に鋭く吐くという点と、吸うときは相手に気付かれないように鼻から腹式呼吸で吸うことで内蔵強化につながるとされています。6月より正式入門を決めれたとのことで、空手を通じて健康な身体を維持するということぜひ協力させていただきたいと思います。

本日の稽古 (2011-5-10)

今日は、高崎市浜川体育館 多目的室が18:30から21:00まで抑えられたので、ほぼ定例化しつつある松濤館流との合同練習でした。
その場基本の受け技、ナイハンチ・鉄騎、1本約束組手をお互いの流派の違い、工夫している点を研究しながら練習しました。受け技・1本約束組手に関してはダイナミックに受け崩すのと、受け流して攻撃技に転ずる練習を行いました。どちらやり方も、日頃から練習をしていないとやりずらいものですが、どちらが良いというよりは、どちらでも対応できる身体能力が必要という点が重要だと思います。

すっかり時間を忘れてしまい、係の人に閉館ですよと言われるほど、熱中していました。

稽古日誌 (2011-5-8)

5/8 GW最終日ですが、みんなさん元気に稽古していました。ジュニアクラスはその場基本、移動、基本形、ジャンプトレーニング、ミット打ち、上段突きを受けてから突き、遊び感覚のフットワーク(手首をつかまれないように逃げ、つかまれたら外して逃げる)などです。

成人クラスは、柔軟体操を念入りにしてから、その場基本、移動、基本形、3本式約束組手の上段1本目をおこないました。その場基本では裏拳打ち、手刀打ちをいつものメニューに追加して行いました。3本式約束組手は移動しながら受けるタイミング、受けから相手の正中線をとらえて技を出す練習として初心者でもできる良い練習です。

高崎は気温が高かったので汗だくになりました。