稽古日誌 (2011-09-11)

最近、子供たちの話題が「仮面ライダー フォーゼ」なんです。放映が始まる前は「頭がとんがっててカッコ悪い」とかいろいろ言っていたのですが、すっかりはまってしまっているようです。休憩時間になるとフォーゼのあたらしいおもちゃをみせてくれますが、きちんと稽古の間はしまっておいて練習できてます。

空手でも他のスポーツでもよく気合いをいれろと声をだしながら稽古します。
カルチャーセンターは、他のクラスもあるので特に声を出すように言わなかったのですが、突きや蹴りの5回目や10回目、ピンアン2段の途中の2箇所に気合いを入れるようにしました。
ねらいは複式呼吸の感覚をつかみ息をコントロールすることです。例えば5回目で声をだすよというと4回目が終わった後、かならず息を吸います、そして5回目で吐くことになります。
いままで無声で呼吸をするようにしていたのが、声をだすことで、より意識することになります。また、護身の観点からも大きな声を出さなければならない状況(助けを呼ぶとか)があるかもしれません。
必要なときに腹から声が出せるように訓練してゆきます。

本日の稽古:
子供クラスは、昇級審査の内容をひととり通して行いました。

  • 順突き
  • 蹴って順突き
  • 逆突き
  • 蹴って逆突き
  • ピンアン2段

形以外はそれぞれ8回で、4回ごとに気合いをいれて行いました。初めは恥ずかしがって声が小さかったですが、教室に響き渡るくらいの大きな声が出せるようになりました。
その他、自由にフットワークを使って動きながら突きを打ち込む、打ち込み稽古も行いました。

大人クラスは、同じく昇級審査のメニューを行いました。加えて、飛び込み突き、飛び込み流し突き、1本約束組手・2本約束組手・護身術を行いました。
昇級審査のメニューは通しでやりますので疲れます。移動・突く/蹴るといった動作に呼吸・脱力・集中を意識してとりこんでゆけるようにしましょう。

稽古日誌 (2011-09-04)

今日は台風の影響で雨と風が強かったですね。私は稽古が始まる前に教室に入って少し体を動かしているのですが、今日は本当にだれか来るだろうかと思うくらいでした。稽古に参加された方はご苦労様でした。

空手や武道をやると健康になると言われるゆえんの一つある呼吸法について。
その場基本をゆっくりやったり、速くやったりするときに意識して取り入れています。
基本的な呼吸法は次の4種類だと思います。(組み合わせると増えます)

  1. ゆっくり吸って、ゆっくり吐く  「スー、ハー」
  2. 速く吸って、ゆっくり吐く  「スッ、ハー」
  3. 速く吸って、速く吐く  「スッ、ハッ」
  4. ゆっくり吸って、速く吐く  「スー、ハッ」

1と3は、その場基本でよく使っています。形の中には、ゆっくり動いて、パッと動いたり、もっと複雑な動きがでてきますが、呼吸とともに緩急をつけると息切れもしなく、技のキレもよくなります。形の動作や順番を覚えたらぜひ呼吸法もあわせて稽古してみてください。

今日の稽古は:
子供クラスは、移動基本・ピンアン2段を中心に反復練習しました。ピンアン2段の第18挙動から第21挙動はやはり難しいかった様子、「わからない」と困った顔をする子、「意味がわからない」など。。でもあきらめることなく最後までできました。まずは動作を正しく覚えてから形の解説をしてみたいと思います。

大人クラスは、移動基本・ピンアン2段(経験者はピンアン初段)、飛び込み突き、飛び込み流し突き、1本式、2本約束組手を行いました。その場突きは連続で80本くらい、それに続いて上段受け・外受け・内受け・下段払い・前蹴りと続いてそれぞれ20から30本くらい行いましたが息切れがそれほどなかった(?)と思います。上述の呼吸と脱力を意識して練習すると良いですよ。

稽古日誌 (2011-08-28)

また、1日遅れの投稿になってしまいました。このところ過ごしやすくなり空手の稽古もしやすくなりましたね。先日は、高崎市花火大会がありました。花火も例年とは違った種類のものがあったようです。暑かった夏もそろそろ終わりですね。

空手教室の見学に親子1組の方に来られたました。後からカルチャーンセンターの方に聞いたのですが、親子で一緒に空手をやりたいとのことでした。親子で同じことを一緒にやるというのは楽しみが共有できたり、あるいは、意外とライバルとして切磋琢磨できるかもしれませんね。お子さんが大きくなればなるほど。。。

稽古内容:
子供クラスは、準備体操の時間にちょっと仮面ライダーOOO(オーズ)の話をしたら、盛り上がってみんなでいっせいにしゃべりだしました。オーズは終わって新しい仮面ライダーの話題がつきませんでした。そのわりに苦手な上段受けをやっている最中は、しょぼんとしていますが。。。
先週に引き続いてピンアン2段の第17挙動までをやりました。最近、みんな形を一生懸命覚えようとしているのを感じます。特に基本形ですこし出遅れた子たち、ピンアン2段ではがんばっています。

大人クラスは、移動基本とピンアン2段を中心におこないました。ピンアン2段の第10挙動、第18挙動、第20挙動の転体が難しいのですが、決めた方向に自在に体の向きを変え、即攻防にうつる練習ですので、ぜひマスターしてください。
約束組手は2本式でやりまた。いままでは攻撃を1本に対して受けることをやってきました。2本攻撃があると、ついつい、次の攻撃を予測してしまい、1本目の受けがおろそかになります。そして、2本目の攻撃の受けは強引に受けて、体捌きができなくなってしまいます。何本攻撃がきても、受ける方は、1本式でやったように体捌と攻防を一致させるように練習してゆきましょう。この2本式の約束組手を和道流の基本組手につなげてゆきます。

稽古日誌 (2011-08-21)

今日は雨でしたが、涼しくて過ごしやすかったですね。このところ暑い日が続いていたので快適に過ごせました。空手教室もお盆休みがあったので2週間ぶりとなりました。休みが長いとみんなちゃんと練習にきてくれるかな不安な気持ちにもなりますが、ちゃんと来てくれました。おろしたての空手着をきて。。。始めのうちは、ちょっとはずかしいそうにしていましたが、いつもより集中して練習しているようでした。

空手の稽古をしていると先生の言うとおり出来る人、出来ない人でてきます。出来ないと自信をなくして少しやる気がなくなってしまうこともあると思いますが(特にお子さんは)、得意なところは自信をもって、不得意なところは、ちゃんと出来なくてもいいから、とりあえず真似をしてやってみるというように指導しています。繰り返しやっているとある日、突然出来るようになってしまうこともありますし、出来るところが少しづつ増えていけば自信も出てくると思います。今は、新しいことが多いので順番を覚えるのも大変ですからね。

今日の稽古:
子供クラスは、その場基本、移動基本、ピンアン2段の9挙動目まで、組手(打ち込み)、護身術(手首外し)をやりました。きょうは、ミット打ちではなくて、動く相手を突きながら追っていく打ち込み練習をやりました。静止しているミット打ちと違い、難しいかなと思ったのですが、下がりながら右に左にと動くにもかかわらず、ぴったりくっついてきたのでまいりました。手首外しもだんだんコツがわかってきたようですね、手を掴まれたらすぐ「スッ」とはずせるようになるまで続けてゆきたいと思います。

大人クラス、2週間ぶりだったので準備体操の段階で結構しんどかったかもしれません。その場突きの回数も少し増やしています。1回1回の突きを呼吸と脱力を意識して練習してみてください。移動基本は体の中心がぶれない、腰の高さが変わらないで、突き、腰の回転が移動の完了するタイミングにあうと「ピシッ」ときまります。形はピンアン2段の解説を2人組で練習しました、手を引っ張られたり、ものをとられそうになったときの護身に使える技が含まれています。ぜひともマスターしておきたいですね。

月例稽古 (8月)

先日、8/7は総本部道場の月例稽古でした。私は高崎から通いますが、東京近県では、横浜、日立、遠くからは名古屋から来られる先生方もいらっしゃいます。名古屋からいらっしゃる先生方はもう6年も続けているんだそうです。頭が下がります。

私は、途中参加ですが、ピンアン5段、ナイファンチ、基本組手10本目、居捕り3本目、その他居捕り応用技をご指導頂きました。居捕り3本目は突いて踏み出た足を取られて倒されるのですが、これが「すっ」と触れられただけのような感じなのにバランスが崩されて倒れてします。和道流の技は奥が深いです。

稽古日誌 (2011-08-07)

1日遅れで投稿となりました。昨日の稽古は2週間ぶりとなり久しぶりという感じでしたね。子供クラスの生徒さんたちは少し日焼けしていて、暑さに負けることなく元気に参加してくれました。

練習は子供クラスも大人クラスも、基本と形を中心に。同じことを繰り返していると、なんとなく数をこなすだけになりがちです。1回突いたら、次は前の突きより速く・無駄な力が抜けるようにやってみるとか、いろいろ工夫しながらやると上達していくと思います。子供クラスでは生徒にミットを持ってもらって、基本の通りに突いて威力を体感してもらいました。大人クラスは上段受け・手刀受けを体感してもらいました。想像以上に威力があるのに気づいたと思います。日頃の練習の時工夫してみてください。

練習内容:
子供クラスは、その場基本と形、フットワークと刻み突き、ミット打ち、抜き手の練習。抜き手はコツがわかると簡単なんですが、ぎゅっともたれてしまう前に「すっ」と外せるように練習していきます。形はピンアン2段の最初の5挙動だけやりました。基本型と似ていますので覚えやすいと思います。そうそう、空手着がきましたので、次回、空手着姿を楽しみにしています。

大人クラスは、同じくその場基本と形、一本約束組手(上段外受け流し)。形はピンアン2段の解説、技の意味がわかっても、いざやってみると正しく出来ないので、繰り返し稽古して体得できるようにがんばりましょう。

来週のクラス(8/14)はお盆やすみです。

稽古日誌 (2011-07-24)

今日は、大人クラスに他流派で空手経験のある方が体験入門でいらっしゃいました。和道流はまったくご存じなかったようなので大変だったかと思いますが、汗びっしょりになって一緒に練習していただけました。

また、今日の稽古では子供クラスと大人クラスにも今までできなかったことが突然できるようになった人がいたので、嬉しかったです。それは、基本形の9挙動目の上段受けから転身しての下段払い、ピンアン2段の17挙動目の突きから転身するところでした。出来た人に「今のどんな感じだった?みんなに教えてあげて」というと「こうやって、こうやるんだよ」、「こう腰を回してこう」という返事が。。。身体操作をいかに言葉にして伝えるのが難しいかというのがおわかりいただけたと思います。「出来ない」、「難しい」と言いながら繰り返し、やっと出来た瞬間の表情がとてもよかったですね。その後、何回でも出来るようになったいたので「コツ」をしっかりつかんだ様子です。

今日の稽古:
子供クラスは、最近みんなよく話をしてくれるようになりました。柔軟体操をしているときはリラックスしているからか、とてもよくしゃべります。その後、空手の練習にはいるとおしゃべりは謹んでくれますのでよしとしています。今日は、その場・移動基本をやった後、基本形を中心にやりました。形のあとはフットワークと突き(刻み突き)をやり、ミット打ち、それと最後に抜き手技をやりました。

大人クラスは、移動基本、基本形、ピンアン2段。順突きでは移動時に体軸がぶれないで、一定の歩幅を保ち、突き終わった直後に後ろ足を引きずらない、回って下段払いの時や、形のなかで突いてから下段払いを行う際に、突いている手を力を抜いて若干ひじを引いて方向転換すると自然と胸前にくるので肩口までもってくることのないように練習をしました。

来週(7/31)は稽古お休みです。

稽古日誌 (2011-07-17)

今日も暑い中、欠席者もなく、みなさん元気そうな面持ちで稽古に参加していました。なかには朝、草津でひと仕事してから参加してくれた方もいます。ご苦労様でした。また、今日は子供クラスに見学者が二組あり賑やかでした。見学は20分程度ですが無料でできますので、ちょっとどんなことやっているか見てみたい人はどうぞ。ただ、最初の20分くらいは準備体操なので、時間は少し遅れてきたほうが空手の練習内容を見学できると思います。

空手を学ぶときはたいがい真似から始まります。「先生の動きを真似して自分でやってみて」というとすぐ出来る子と、うまく出来ない子がいます。ですが、この過程は大事だと思っています。出来ない子は「こう?」「こっち?」あるいは「わからない」と意見が言えるようになります。出来る子は「こうやるんだよ」と教えてあげる子もでてきます。これは問題の把握、質問、説明という過程があります。空手は身体技術も学べますが、稽古の過程ではこのような日常生活で役立つコミュニケーション力も身についていくと考えています。

今日の稽古:
子供クラスは、移動稽古から基本形を中心に、最後にミット打ち、フットワーク、護身術の抜き手(掴まれた手を外す)を行いました。ミット打ちからは「待ってました」と言わんばかり目を輝かせて力いっぱい打ち込んできます。

大人クラスは、その場稽古で裏拳打ちの左右、後ろ上段、蹴りは前蹴り、回し蹴り、足刀蹴り、後ろ蹴りと普段あまりやっていなかった基本技を行いました。形はピンアン2段、特に突いた所から転身して次の受けへ変化するときのやり方を説明しました。

月例稽古(7月)

昨日は総本部道場の月例稽古でした。
途中からの参加でしたが、上段受けの体、特に腰の使い方、基本組手1本目の転位・転体・転技に至る解説と分解して反復稽古、その他、基本組手から投げ・関節極め(衣くぐり・腕捕り)などの応用変化を行いました。

最高師範の談話のなかで、「脱力」について、自分で力を抜いたつもりの状態でも、まだ抜けきっていないから、もう一度力を抜いてみるくらいの心づもりで行うことや、指導のしかたによって基本がかわってしまう、支部や先生によって違いがでてきてしまうから、指導者講習会や月例稽古で学んだことをきちんと生徒さんに伝えてゆけるようすることなどのお話をいただきました。

稽古日誌 (2011-07-10)

1日遅れの稽古日誌になってしまいました。
暑いですね。昨日は前橋の最高気温36.8度だったそうです。暑くて何もやる気がでなくなってしまうのによくみなさん練習に参加しましたね~と感心しました。
だるさや疲労感が残ってしまうのは、体からの危険信号だそうです。水分の過不足、栄養バランスや睡眠不足など見直して無理をしないことが大切だそうです。

気温は高いですが、体はクーラーなどで冷えていますので、空手の稽古は準備運動はもちろんですが、その場基本はゆっくりやり、あせがにじむくらいになってから通常の速度でやるようにしました。また、その日その日で体調も違いますし、無理せず、あせらず練習しましょう。

子供クラスは、移動基本の「回って~受け」が間違えずにできるようになりました。この「回って~」というと1回転することと思ってしまうか360度回転してしまう子がいたのですが、今日はちゃんと180度回転して上段受けができていました。「蹴って順突き・逆突き」も今日から練習しましたが、意外(?)にもとまどうことなくできました。

大人クラスは、その場基本は少しアレンジして、頭の体操ではないですが、突きから受け、受け・受け・突きなどいつもと違うことをやりました。手は比較的に思った通り動かせますが、いつもと違った動きをすると、意外にもやりづらいと感じたかと思います。形のなかに上段受けから突く、下段払いから中段受けして、突くといったものが含まれていますので、その場基本で練習しました。

稽古日誌 (2011-07-03)

今日はそれほど暑くなかったと思いますが、日頃の暑さで疲れ気味で、空手をやるのもちょっと辛いのではないですか?でも、そういう時こそ体を動かし、汗をかいて、水分補給して、しっかり体をやすめると夏バテせず夏を乗り切れると思います。「夏バテ防止・対策」などで調べると上記のようなことを言われているので、あながち間違いではないかと思います。

ところで、高崎市には登録している人に、防犯・防災・火災・気象などの情報をメールで配信する「安心ほっとメール」というサービスがあり、私は登録してあるのですが、不審者情報というメールが最近あります。たいがい不審な男が、子供や女性に対して嫌がらせ行為などをするのですが、こういうのを知ると、自分の子供や空手教室に通っている生徒さんが、このような不当な行為から逃れられるように護身としての空手をきちんと教えないといけないなと思います。空手を教える中で、友達やお父さん・お母さんに空手をつかってはいけないよというわけですが、不当な行為に対して蹴ってでも、噛んででも逃げなさいということなります。この辺りの切り分けを練習のなかで状況を想定し、話してゆきたいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、移動基本(順突き・逆突き)、基本形、フットワーク、ミット打ち、上段突きを受けてからの攻撃、護身術(抜き手)です。ちょっと夏バテぎみの子もいましたが、フットワークからみんな元気に稽古できました。(みんな基本がいやなんですね)。稽古の後、少しのこっ「仮面ライダークウガ」のキックを見せてあげると、教室を出て廊下の端から走ってきてキックして見せてくれました。空手でいうと「飛び足刀げり」ですね。

大人クラスは、移動基本(順突き・逆突き)に加えて、蹴りを入れました。それと、基本形・ピンアン2段、1本約束組手(上段外受け・下段払い)、護身術で小手抜き、体捌きから関節技をやりました。
順突き・逆突きの立ち方は少し違います。逆突きは腰を回転させますので、その分、足の横幅を少し横にとります。こうすることで腰の回転がしやすくなり、安定し、力強く突けるはずです。蹴って順突き・蹴って逆突きも蹴り方の違いについてもお話ししました。

稽古日誌 (2011-06-26)

高崎カルチャーセンターで空手道教室を開講してから3ヶ月が経ちました。仕事や学業生活に追われる中で稽古を続けていくのは大変だったと思います。日曜日の午前からお昼にかけて空手教室の通うのはご家族の方のご理解と協力があってのことだと思います。子供クラスも大人クラスの皆さんも日曜日の稽古に生活のリズムを合わせるのは慣れないうちは大変だったと思いますが、週1回の稽古を続けて体得するものが普段の生活で役たつことを願っています。今後ともお互いがんばって行きましょう。

今日は私の娘が助手で参加しました。高校の空手道部に所属していて松濤館流をやっています。燕飛という形をお見せしました。空手を始めて間もない方は、空手競技をあまり目にしたことがないので、ちょうどよい機会だと思い演舞してもらいました。普段稽古している基本形やピンアン2段より多彩な技が入っていますし、それなりにスピード、力強さがあって、かっこいいと思うかもしれません。形はいろんな技を含んでいますがその用法もしらなければ使えません。正しく理解し、体得し、応用していけるよう、今、稽古している形を大事にしてほしいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、基本形の中で転身するところを中心にやりました。270度転身して下段払いしたり、順突きから下がり、180度転身して下段払いするところ難しいので、何度か繰り返しやりました。基本形をやりはじめの頃は、難しくて「空手難しくて出来ない」とか小声で言っていたこともあったのですが、最近はがんばって「こうやるのかなって」試行錯誤している様子です。こちらも熱が入ってしまいますね。
もう1つ嬉しかったことがありました。稽古の最後、正座してすこし話をしますが、今日は3ヶ月の節目ということで、「最近、ミット打ちしてて分かるけど、3ヶ月前と違って、突きも蹴りも正確で力が強くなったから、友達やご両親に大して空手で殴ったり蹴ったりしてはいけないよ。」と言ったところ、「そんなことわかっているよ」と即答してくれました。

大人クラスは、基本形の転身するところとピンアン2段の立ち方の変化を中心に、ところどころ用法を解説しながら行いました。1本約束組手は4種類(中段下段払い、上段外受け、中段肘受け流し、上段内受け流し)、約束組手は、身長が違えば間合いも違ってきますから、自分の突きがどれくらいの間合いであれば相手に届くかを掴んでください。
大人クラスの方々も最初のころにくらべると息切れが無くなってきたように思います。順突きをみてもふらつきが少なくなりました。呼吸法と自分の歩幅がつかめてきたのだと思います。

稽古日誌 (2011-06-19)

今日は、平成23年度の会員証を配布しました。初めてもらった子供たちは和道流のロゴが入った会員証に自分の名前がはいいていて、とても嬉しそうにしてました。大人クラスの人たちも意外に嬉しそうにしてました。
それと、今日も、大人クラスに体験で1名参加されました。大学で和道流系の空手を経験し、空手協会の道場へも通っていたことのある方。さすがに動きが速かったです。大学では組手中心の練習で基本からきちんとやりたいのと、競技への参加もしてゆきたいとのことでした。今日は、いつものように基本から基本の応用技でしたが、「面白かった」と言っていただき良かったです。

子供クラスは、移動基本の順突きに加えて逆突きをとりいれました。逆突きは順突きより歩幅が横に少し広くとります、腰のひねりで突き、回って下段払いをしますので、新しい動きが多くちょっと難しいかった様子ですが、がんばって真似しながら取り組んでいました。護身術の手抜き(掴まれた手をはずす)もだいぶうまくできるようになりました。

大人クラスは、基本形にくわえてピンアン2段を練習しています。ピンアン2段は立ち方の変化が加わります。後屈立ちでうけて順突きへ、前屈立ちから回って猫足立ちから四股立ち、そして前進して四股立ちへと変化しますので、難しいと思います。これからしばらくこの2つの形をやってゆきます。

月例稽古 (6月)

今日は6月の総本部道場の月例稽古でした。多くの支部から参加があり、総本部道場は活気がありました。

途中からの参加しました。 基本組手の5本目、8本目、9本目のご指導いただきました。

今日、私が課題にして取り組んだのは、5本目の第3挙動から第6挙動、8本目の第2挙動から第4挙動、9本目の第2挙動から第3挙動で、転位が不十分であったり、セイシャン立ちになっていなかったりと反省する点が多く、今後も引き続き稽古をしていきます。

稽古日誌 (2011-06-12)

6月に入りあらたな部員が加わり活気づいてきました。そして、今日、さらに体験入門で大人クラスに1名参加して頂きました。いつもどおりの練習をこなしてもらいました。慣れない動きをするので難しいい面もあったかと思いますが、最後に「楽しかった」といってもらえて良かったです。

子供クラスは、いつもの練習メニューで、特に移動基本を中心に行いました。移動しながら歩幅・腰の高さを一定に、そして回って上段受けが出来るように練習を積んでゆきます。ミット打ちはをやっていて最近思うのは、子供たちの突きが強くなってきていることです。拳の当てる部位がミットの真ん中をしっかりとらえられるようになってきました。前蹴りも膝からでて上足底でしっかり的を蹴れるようになってきました。

大人クラスは、移動基本、とくに順突き、逆突きで一定の歩幅・腰の高さによる移動と、回って上段・下段払い、さらに蹴って順突きの練習をおこないました。蹴りをすると、その蹴り足がそのまま落ちてしまいがちですが、しっかり戻して、もう一度蹴れるくらいの心づもりで前に出て突くと良いと思います。約束組手は1本式で上段外受け、内受け、中段(下段)払いを使って練習しました。

 

技術研究会 (2011-06-09)

今日は、松濤館流 野口会の方との交換稽古でした。使用した場所は、他にテコンドーやカポエイラ、総合系の格闘技の練習をやっていました。なかなか活気がありました。

技術研究会では日頃の稽古での疑問に思っていたことをお互いに試してみて意見を聞いてみたりします。流派によって形は違いがあります、例えばピンアン3段と平安3段をくらべてみると違いがあります、しかしその違うところを理解すると技の応用に広がりが持てると思います。ピンアン初段から5段、平安初段から5段、ナイファンチ、鉄騎、チントウ、岩鶴、セイシャン、ワンシュウ、燕飛を練習しました。

また、練習場所は柔道場だったので、掴み、組みからくずし、投げ技を練習しました。

稽古日誌 (2011-06-05)

身体の動かし方を言葉で表現するのに、似たような動作に例えて説明します。例えばナイファンチ立ちのときは大きいボールを膝の間に挟んでいるような感じで内ももをしめて、ちょっと腰掛けるような感じで立つとか。。
子供のころ、本を頭の上にのせておちないように歩くというのはたいがいの人はやったことがあると思うのですが、これ空手の動作をする際の説明に使えることを発見しました。初心者は、その場基本、移動で、身体がふらついたり、頭から先に動いたりしてしまいがちですが、「本を頭の上にのせている感じで」と説明したところ、背筋がのびて、頭・腰の上下がなくなりきれいな動きが出来るようになりました。

子供クラスは、準備体操、基礎体力作り、その場・移動基本、フットワーク、ミット打ち、基本形をしました。移動基本や形のなかにある「回って上段受け、下段払い」は集中的に練習をしました。「本を頭の上にのせて」は子供たちには効果的でした。

大人クラスは、準備体操、その場・移動基本、約束組手、護身術、基本形、ピンアン2段を練習しました。 ピンアン2段は始めて行いましたが、約束組手・護身術のなかで腰をおとして受けるとか、掴まれた手を外すとかやってきましたが、ピンアン2段の中にその動作が入っているの気づいたかと思います。

最近、思っていたことの雑記

空手教室を開講してから2ヶ月が経ち、少数ではありますが、5歳から50歳代のまで幅広い年代の方々に参加頂きました。これは、空手をやっていなければ知り合うことのなかったわけですから、多くの方々と知り合う場が出来たということでも感謝します。

子供たちは空手がなんの役にたつかとかまだわからないでしょう。でも、身体を動かすことが楽しいのでしょう。稽古では、空手の基礎をとりいれながら、基礎体力向上のための運動から生活で役に立つ礼や身のこなし訓練を中心にやってゆきます。

一般の方々は、それぞれ健康面、空手技術の向上などそれぞれ目的がありますので、健康面での効用や護身などを中心にやってゆきます。

また、引越し・転勤などがある場合、移動先で他の和道流道場へ通うこともあるでしょう、道場がかわったらやり方が変わったということにならないよう、和道流総本部道場で大塚最高師範、またその他多くの先生方に教えていただいたことを忠実に伝えてゆけるように努力します。

稽古日誌 (2011-05-29)

今日は、天気が悪かったにもかかわらず、体験入門へ3名の方が参加されました。子供くらすに2名、大人クラスに1名です。

子供クラスに参加されたお子さん、「空手をやって仮面ライダーのようになりたい。」と夢のある発言をしてくれました。「仮面ライダーのようになるには一生懸命練習やらないとならないよ。」と悟したところ、納得してくれた(?)様子。自分たちが子供の頃、やっぱり憧れていたライダー1号、2号、V3 が、今の子供たちには、W や OOO になり、同じように憧れているのがちょっとうれしかったです。

大人クラスの体験入門に参加された方は、和道流の経験があり、転勤などの事情により松濤館系の道場へも通ったことがあるという方でした。ブランクがあるとおしゃっていたのですが、身体で覚えているものはなかなか忘れないというもので、後半は和道らしい動きを取り戻しつつあるようでした。

稽古内容:
子供クラスは、立礼、準備体操、座礼、その場基本、基礎体力作り、フットワーク、ミット打ち、基本形です。今日は、体験入門の子たちもいたので、先に入門している子たちは先輩という自覚をもって、しっかり練習が出来ました。

大人クラスは、立礼、準備体操、座礼、その場基本、基礎体力作り、移動基本、ミット打ち、1本約束組手、基本形
です。今日は特に突き終わったあとに脱力すること、体軸を移動することを意識的に練習しました。

稽古日誌 (2011-5-22)

5/22 本日の稽古は、高崎カルチャーセンターの練習場は空調が効いているのですが午前中は天気も良かったせいか汗だくになりました。 きょうは欠席者なし。6月より入門される予定の方も仕事の都合がついたとのことで特別参加されました。運足についてや突きけりの際の細かい点について質問も出てくるようになり、なかなか活気がでてきたように思います。

子供クラスは、その場基本は子供たちに順番に号令をかけて行うようにしました。出だしはちょっと戸惑って号令と突きや受けを出すタイミングがくるったりしますが、調子がとれてくると元気にやってくれます。「いち、にい、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」 ではなくて 「いち、にい、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう」ていうのが興味深いですね。
稽古が始まる前まで元気があって、始まるとおとなしくなってしまう子がいます。お母さんに「空手くるのやがってますか?」と聞いたところ、「いえ、そんなことないです。きょうも空手にいくって自分から言ってましたよ。」とおしゃっていたので、ひと安心。そういえば、横向き走り、後ろ向きはしり、馬跳びなどの基礎体力つくりのときはしっかり参加してました。
練習内容は、準備体操、その場基本、基礎体力つくり、ミット打ち、フットワーク、基本形をおこないました。

大人クラスは、準備体操で足の指を動かすのを取り入れています。最初の頃は、足指の動きが良く動かせなかったのか、動きが小さかったですが、今日は大きく動かせるようになっていたのを確認しました。前屈立ち・順突きもよくなっていました。きっとスキマ時間を見出し練習しているんでしょうね。うれしいです。
練習内容は、準備体操、(呼吸法を意識した)その場基本、移動基本、手首外し、1本約束組手(下段払い・外受けの流しから攻撃、くずし・関節極め)、基本形です。