基本や形で動作を止めるということ

基本組手や形で突いた腕をそのまま残しているのは、自分自身で技の切れや安定度を確認するため。
基本や形で動作をひとつひとつ止めることが出来るのは無駄な力が抜けてるか確認、そして静から動に移る時に無駄な動きをしていないか確認。

力が抜けてないと止まった時にぐらついたり、余計な動作が入ってしまったりする。逆に止まってる姿勢、動きつらい姿勢から動く時は予備動作が入ってしまったりするので、ひとつひとつ止まって動作を確認する練習を大事にしてます。

Youtubeなどの動画について

空手の稽古に熱心になるとYoutubeなどで動画を参考に見ることもあるかと思います。空手の奥深さを知ると各流派の歴史や技術など気になり調べたりするのは知見が広がりいいと思います。
ただ、流派には特徴があり、指導も個人それぞれの経験、技量に合わせた指導をしているものです。なので、そのような動画は参考にするのは構いませんが、まずは、今稽古しているこをが出来るようになることを優先して欲しいですね。

稽古日誌(2019-06-19)

今日は生徒たち少しお疲れ気味。暑さに体がついていっていないかな?

なので、前半は手首を抑えられたときの外し方の手ほどきを、ひとりひとり体験してもらって、二人組みで練習。手首を抑えられるとどうしても手首を動かそうとするけど動かせないから外れない。手首を動かさないで指先を斜め上方向に伸ばしていくようにすれば良いのですが。。。練習しましょう。

一般部は移動基本の逆突きの動きを応用して、相手のふところに入って崩す練習に終始しました。基本動作がそのまま使えるのは和道流ならではと熱心に繰り返し稽古に励みました。

稽古日誌(2019-06-09)

一般部は組手の稽古で、体捌きを中心に練習。二人組みで基本組手に含まれている転位の動きを取り出して組手稽古に応用練習。その後、手首、肘、肩の関節技を練習。関節技はコツがつかめるとわずかな力で極められますから、極まらないからと力でねじ伏せたりせず、どうやったら極まるかお互いに意見を交換しながら行いました。

稽古日誌(2019-06-05)

毎週水曜日午後7時からの練習ですが、少し早めにきて練習している生徒がいました。志は立派ですが、練習場は誰もいませんんし、事故か何かあるといけませんので、あまり早く来ないようして頂ければと思います。

集中してまじめに練習に取る組む子とそうではない子、いろいろいますが。ふざけてしまうとまじめにやる子に迷惑がかかるよという自覚を持てるように促します。

形のなかで方向転換と受けをする動き方向転換をしてから受けの準備をしたのでは遅いわけですから方向転換前に方向転換が完了するタイミングで受けが完了するような腕の位置・角度で動作する必要があります。今日はその練習でした。

稽古日誌(2019-06-02)

今日は小学1年生のお子さんが体験入門がありました。元気のあるお子さんでエネルギッシュな動きをしていましたね。空手をやる動機は保護者の方が空手を通して礼儀や落ち着きのある子になって欲しいとのことでした。当空手教室では、練習する時間に遊んでいれば叱りますし、休憩時間であれば仲間同士で元気良く遊ぶのはよしとしています。それは年齢とともに変わります、今日は高学年がいませんでしたが、高学年は休憩時間はしっかり休憩をとり落ち着いていますので、あえてしかったりせず怪我のないように見守っています。

一般部は順突き、飛び込み突きの突き・移動・力を入れるのタイミングを繰り返し練習。タイミングが合うと切れのある突きになるので感覚的にわかると思います。形はピンアン2段を分解して応用方法の理解と体得練習を行いました。

稽古日誌(2019-05-29)

昨日、小学生や保護者が殺傷されるという痛ましい事件が起きました。また、自動車が歩道に突っ込んできて子供たちを跳ねるという事件も少し前に起きていました。このような安全を脅かすことが不意に身に降り注いでくる世の中ですと、やはり護身の術がないものかと考えさせられます。生徒たちにはせめて「歩道を歩いているからって安心するな」、「信号が青でも用心して渡れ」、「話しながら歩かないで、たまに周囲を見渡して変な人がいないか確認しなさい」など注意を喚起することくらい。。

今日は、基本練習以外に、相手の手をつかんで崩す、掴まれないよう外す練習を行いました。一般部は若くて新しいメンバーが加わり活気づいてきました。:)

稽古日誌(2019-05-26)

バスケットボールは楽しいけど空手は楽しくないと言う生徒がいます。そんなことを聞くと空手はなぜ楽しいと思えないのか?やっていて達成感や上達した感じが分かりづらいのかな?

例えば、バスケと空手を比べると
ドリブルを連続できた ⇔ 突きを連続出来た
ゴールを決めた ⇔ 形が技がきまった

確かに、突きが連続できても達成感は感じないかもしれませんし、技を決めたというのも分かりづらい感じがします。となると練習生が上達した感がわかるのは先生に褒められたときくらいかと。。。

来週の日曜日(6月2日)は昇段審査です。今回は一般部から1名受審します。
社会人は週1回の練習で厳しい状況ですが稽古どおりできれば合格できると思います。
普段とは違う緊張感がありますが、日頃の稽古で培った平常心で望んでください。

稽古日誌(2019-05-22)

今日の少年部の稽古はいつも違う試みをしました。

小学6年生の生徒一人ひとりが下級生グループに形を教え、そしてグループごとに発表をするという試みです。これは、6年生が責任をもって教えるので真剣にやってくれました。また、下級生も上級生が教えるということで私が教えるよりも真剣に練習していた気がします。特に、やんちゃだった2年生の男子生徒は、6年生女子にマンツーマンで教えてもらって指導前、指導後で明らかに上手くなっていました。(笑)

一般部は基本動作の応用動作(外受け、下段払い)、前蹴りの腰の入れ方、その後、それぞれの練習形の体の動かし方を中心に稽古しました。