ある生徒が脚が痛くて正座ができないと嘆いているので痛みのある部分をみてみましたら、前脛骨筋という脚のすねのやや外側から足の内側まで伸びている筋肉でした。前脛骨筋はつま先を上にあげたり、下げたりする際に使われる筋肉で立つ、座る、歩くなどで使われる筋肉です。触ってみると非常に硬くなっていて、足の三里というつぼを軽く押しただけで痛がっていました。
空手教室では準備体操で、つま先立ち、つま先あげる動作で前脛骨筋を柔らかくするためのストレッチをおこなっているのですが、他にもスポーツをやったりするでしょうから普段からつま先の上げ下げ、正座して後ろに上体を傾けたりしてストレッチすると怪我も少ないと思います。
今日の稽古内容
少年部
- その場基本
- 移動基本
- 形
- ピンアン初段
ピンアン初段の第7挙動を特に練習。複数の動作の連結を1つ1つ正確に行えるように繰り返し。