Youtubeなどの動画について

空手の稽古に熱心になるとYoutubeなどで動画を参考に見ることもあるかと思います。空手の奥深さを知ると各流派の歴史や技術など気になり調べたりするのは知見が広がりいいと思います。
ただ、流派には特徴があり、指導も個人それぞれの経験、技量に合わせた指導をしているものです。なので、そのような動画は参考にするのは構いませんが、まずは、今稽古しているこをが出来るようになることを優先して欲しいですね。

稽古日誌 (2015-02-22)

ピンアン3段のポイントは、肩肘をはらずに方向を変えながら受け、体の開き・腰のきれを利用して受け流す練習をします。肩に力が入り上体が浮いたり、体が伸びたり、下半身が崩れたりしないように、片足に重心が偏ったりしないように練習をします。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • クラス別にピンアンの形

移動基本と形を通して、生徒ひとりひとりのレベルに応じて指導しながら練習しました。基本も繰り返し回数が多いのですが、よく辛抱しました。

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段、4段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手6本目
    • 外受けの体捌き

基本練習はゆっくり動作で体軸を意識して、その後、速く動作。速くしても上体に無駄な力が入らないようにするのがポイントです。

 

 

 

稽古日誌 (2015-02-18)

ピンアン初段のポイントは、上体の操作で立ち方が崩れず、体の開き、腰のきれを利用して受け流す練習をします。身体の方向を変えて蹴りを行う動作は方向転換、受けと蹴りを同時に行うため無駄な力が入り、バランスも崩れやすいので自然にできるように練習します。

今日の稽古内容

少年部・一般部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段に対しての受けと攻撃

いつも行っているその場基本の時間を移動基本に割り当てて反復練習。正しい姿勢で直線運動とスピード、身体で突く(重心の移動)こと。

一般部のみ

 

    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手5本目

ナイハンチ形で腰を落とし高さを一定に保って移動、身体の操作を行うように練習。基本組手5本目は小手返しを極める過程で捕った腕のあそびが生じないように体捌きを行う練習。

 

稽古日誌 (2015-02-15)

ピンアンの形で最初に練習するピンアン2段のポイントは、身体の中心を崩さないように、床に対して身体を垂直に保ち左右、前後、方向転換が行えるように、また後屈立ちから前屈立ち、四股立ちに変化して上下しないように重心移動を練習しつつ、うち落とし、順突き、下段払い、上段受け、貫手を正確に行えるよう練習します。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)

昇級審査に向けて級別に分かれて練習。時間を有効に使う生徒は伸びが早いですね。ピンアンの形それぞれに修得すべき点があり、それをローテーションしながら指導しました。

一般部

  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の3)
    • 基本組手5本目、6本目

対人練習は攻守間合いの取り方をしっかり意識して練習しましょう。ただ、約束しているとおりに回数こなすことのないように。上段に対して受けおよび体さばきを行うとき重心を落とし安定させ、次の攻撃に備えられるようにします。

稽古日誌 (2015-02-04)

ナイハンチという形は演武線が横一文字です。横への動きで身体が偏らず、常に中心軸を保って動くことで体軸を作り上げ、さらに左右、前方へ威力のある攻撃や受けを行えるように練習します。

たとえば、野球ならバットでボールを打つ瞬間に体軸がぶれたら飛距離はでません。

空手では突き、蹴り、受けの打突の瞬間に体軸がぶれると、自分に返ってくる反作用の力に負けてしまうと力が分散されて有効な攻撃、受けではなくなります。

そんなわけで、立ち方と姿勢を基本稽古の中でうるさく指導しています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段突きに対しての受けと攻撃

今日は、年長の男の子の1名体験入門ありました。お兄ちゃんがすでに入門されていて色帯なので負けずにがんばって欲しいですね。なかなか筋がよかったですよ。:-)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の3)

ピンアン3段の後半から体を開き敵の突きを捌く腰の動作、これが流し突きにも応用できます。このコツを修得できるように練習を積みましょう。

 

 

稽古日誌 (2015-02-02)

もうかれこれ空手を30年以上続けています。仕事などで道場で稽古ができない日はもちろんありますが、やめようと思ったことはありません。いつもの稽古メニューの中でより上手くできるようにするにはどうすれば良いか自問自答し、応用方法などを探求、追究していけるかが大事です。

少年部の場合は昇級・昇段で帯色が変わることや、試合でより上位になれるように目標をもったり、憧れの選手を見つけたりするのも良いと思います。ただし、審査で落ちたり、試合で勝てなかったりしたときのフォローアップも大事です。そこは指導者として個々の達成可能な目標設定を考えていくことも大事だと思っています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

正しい姿勢で移動、突きが行えるように練習。形では特に後屈立ちでの移動、方向転換を練習。

稽古日誌 (2015-02-01)

稽古中に生徒に対して「ここが悪い、ここを直して」ということが多いです。「ここが良い」とはほとんどいうことがありません。長所はいわずとも伸びますが、短所は自分では気づかないものです。短所を長所に変えていくことが大切だと考えています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段~5段(各自の練習形)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段、中段、下段の1)
    • 基本組手5本目、6本目

少年部、一般部ともに基本稽古では「腰を入れて」突くということを練習。腰から上体を床と垂直に保ちつつ重心をさげて安定させ、肩を下げ、胸を張り上体に無駄な力を使わずに突き、移動する練習をしました。

 

稽古日誌 (2015-01-25)

武道には「見とり稽古」というのがあります。他の人の練習を見て動きを覚えたり、先生の説明に耳を傾けたりすることで自分がいざそれを練習するときの参考にします。

もちろん、どこまで見とれて修得できるかという点は個々の経験によってきますので、自分でやっているつもりでも上級者からみれば不自然な動きもあるので、そこを指摘してもらえることができれば上達が早いです。

当空手教室は、ひとりひとりにあった指導を心掛けていますので、ある級(または個人)を指導している間、他の級は見とり稽古になります。しっかり見て、どんなところが注意されているのか内容をよく聞く、自分が出来ているのか再確認し、そして分からない点や興味があった点を尋ねる。そういうことが出来る環境だと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • その場基本
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(下・中・上)

稽古日誌 (2015-01-21)

この間、習い事の中で空手や水泳は上位なんてことを稽古日誌に書いたのですが、今日はある生徒が「空手はやりたいが、水泳はやめたい」なんてことを保護者の方をとおして聞きました。空手を教える方としてはうれしい限りですが、空手をならっても泳げるようにはならないので、空手で鍛えた体を活かしできれば続けなさいと、また空手だけではなく勉強もするように励ましました。 🙂

さて、ナイハンチ立ちはその場基本の時の立ち方で行いますが、形のナイハンチ、セイシャン、それから縦セイシャン立ちは組手の基本的な立ち方にもなります。その場基本でのナイハンチ立ちは、左右の足の位置は肩幅よりやや広目(目安として片膝をつき、もう片方の足との間に拳2つ分くらいの幅)で横一文字に立ちます。つま先を内側へしめ、膝を前方へ曲げつつ内股を締め、膝を外側へ開く。すると両足・脚の外側へ自然と力がはいります。重心は両足の真ん中、上体は足の構えの上にまっすぐ保ちます。「力を抜く」のではなくて、「自然と力が入る」という感覚がポイントです。

 

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 組手
    • 連続前蹴り・回し蹴り
    • 刻み突き・逆突き
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン初段
    • ピンアン2段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の2、3)

 

稽古日誌 (2015-01-18)

先週、見学に来られた小学4年生の男の子が今日から正式に入門。2歳の妹の面倒見が良くて、練習の合間に妹から寄ってくるくるほど。空手で身体を鍛えて、内面はやさしいまま育ってほしいですね。

空手を始めてやる人には、まず、各動作を「まね」をしてやってもらいます。まねといっても奥が深いし、高い身体能力が求められる他、、外面だけでなく、どのように骨格や筋肉を動かすとそのような形になるのか?技の間合い、タイミングは?ということを見出しことが必要です。

これは、「見取り稽古」といっては武道では大事なものとされています。尊敬する上級者の練習をみて覚えて、良いところを真似してみる。悪いところは自分がそうならないようにする。そのためにどうあるべきかを見つけたり、教えてもらったりするのも大事な稽古となります。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • 突きこみ(上級者)
    • ピンアン2段、初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の1)
    • 基本組手1から6本目、9本目