稽古日誌 (2011-06-05)

身体の動かし方を言葉で表現するのに、似たような動作に例えて説明します。例えばナイファンチ立ちのときは大きいボールを膝の間に挟んでいるような感じで内ももをしめて、ちょっと腰掛けるような感じで立つとか。。
子供のころ、本を頭の上にのせておちないように歩くというのはたいがいの人はやったことがあると思うのですが、これ空手の動作をする際の説明に使えることを発見しました。初心者は、その場基本、移動で、身体がふらついたり、頭から先に動いたりしてしまいがちですが、「本を頭の上にのせている感じで」と説明したところ、背筋がのびて、頭・腰の上下がなくなりきれいな動きが出来るようになりました。

子供クラスは、準備体操、基礎体力作り、その場・移動基本、フットワーク、ミット打ち、基本形をしました。移動基本や形のなかにある「回って上段受け、下段払い」は集中的に練習をしました。「本を頭の上にのせて」は子供たちには効果的でした。

大人クラスは、準備体操、その場・移動基本、約束組手、護身術、基本形、ピンアン2段を練習しました。 ピンアン2段は始めて行いましたが、約束組手・護身術のなかで腰をおとして受けるとか、掴まれた手を外すとかやってきましたが、ピンアン2段の中にその動作が入っているの気づいたかと思います。

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