昇級審査に向けて強化練習。日頃の練習では足りない、仕事でなかなか練習できなかったという方々が参加してくれました。やる気のある生徒が多く、充実した練習ができたと思います。
練習内容
- その場基本
- 基本の突き、受け、裏拳打ち、受け・突き組み合わせ
- 前蹴り3挙動、2挙動
- 組手の突き、蹴り
- 移動基本
- 順突き、逆突き、蹴り加えて
- 形
- ピンアン2段~5段
- 組手
- ミット打ち
- 3本式約束組手
- 発表会
- 各自の練習形一人ずつ演武
心と技を磨き、和を育む──和道流空手道連盟公認 高崎支部 「修武心和館」。高崎・安中で稽古中。老若男女問わず、初心者歓迎。
昇級審査に向けて強化練習。日頃の練習では足りない、仕事でなかなか練習できなかったという方々が参加してくれました。やる気のある生徒が多く、充実した練習ができたと思います。
空手競技でも、他の競技をやるにしても誰かに勝ちたいということを目標にしていくのも一つの目標になりますが、勝つことがすべてではなくて、常に今の自分よりも良くなることを目標にしてほしいものです。結果というのは今の自分に相応しいものがついてきます。勝てたなら努力が実ったということで、負けたなら努力が足りなかったということを昇級審査や試合に参加する子供たちには言っています。
自分の能力を最大限に引き出すには、ただ一撃にかけるという気持ちを持つことが大事です。「一撃」にかけるといっても、結果にとらわれてはだめです。例えば、野球でいうところの一球入魂した投球が打たれたときに、投手が精神的に崩れてしまっては負けになってしまいます。次の一球にまたかける。そんな気持ちが大事です。
今日は繰り返し練習のなかで、今から突く突きを最後だと思って、力を出し惜しみしないように「一拳入魂」するよに練習しました。
かの宮本武蔵は鍛錬の「鍛」を「毎日続けて千日やること」、「錬」を「毎日継続実行し万日やること」と言っているそうです。万日とは 10,000 ÷ 365 = 27.397…. となりますから約30年ということです。将棋の羽生さんは「継続することが才能だ」と言っています。30年なんて無理だと思うかもしれませんが、「鍛錬」するという意識を持つことが大事なんだということです。
鍛錬3原則なるものがあります。それは、「知識、実践、共有」です。当たり前ですが、物事を体得するにはまず知ることから始まり、次にそれを実践してみます。本やテレビなどで見聞きして知ったとしてもすぐ忘れてしまいます。知ったことをやってみなければなかなか身につかないのではないでしょうか?そして、実践してみたら共有です。これがまた難しい。体得したものを言葉で伝えるためにより理解し、考える必要があります。
空手の練習は基本でも形でも繰り返し行いますが、その回数を例えば10回行うとして1回1回をどれだけ真剣にできるかで、練習の質が変わります。10回やるからなるべく1回の負担をかけずにやろうと思っている人と、1回1回をこれが最後だと思ってやる人では数年後には大きな違いが出てくるでしょう。それは空手に限らずいろんなことにも通じるので、子供達にはよく言っています。
各自の練習形別に順次指導しているのですが、初級者クラス以外は形は覚えているので、手の返しや運足などの細かい動作を練習しました。
形の各動作を応用が組手の中にあります。形と組手は相互関係にあると考えて練習していきましょう。
ゴールデンウイーク中は稽古が休みだったので久しぶりに感じましたね。特に準備体操は念入りに行いました。体の硬いはしっかり準備体操やってほしいのですが、伸脚などみていると、体の硬い子は伸ばしてないんですね。「ここからちゃんとやらないと柔らかくならないぞ」と激を飛ばしておきました。
各自、昇級審査を目標に頑張って練習しました。初級クラスは一般部の方に手伝ってもらって練習します。ひとりひとりきちんと教えてくれるので、なかなか子供達には評判が良いようです。
最近ミット打ちをやっていないので少年部からもリクエストもらいます。なかなかそれに時間が割けないので、みんなが注意されないように自分で取り組めば出来るよと。。あと、約束組手で受け流して攻撃の最後に蹴りを2回蹴って、ぱっと離れるのとか見せると「あ、それやりたい。教えてください。」なんてやりとりが休憩時間には結構あります。
少年部
一般部
形の基本技の組み合わせなので基本ができていないと形もできませんし、また、形の動作を理解してくると基本技の理解が深まるという相乗効果があります。そして基本組手の動作には形の応用動作も含まれるため、さらに理解が深まります。このように基本、形、組手は無関係ではないので、この動作はこの形のあの部分と似ているななどと想像力を働かせて練習すると面白いですよ。
少年部
一般部
約束組手は突く、受けるを移動しながら行いますので相手の出方しだいでは間合いが狭くなったり、自分が先に動いては間合いが遠くなったりします。相手の気をよく読み合わせて動作できることが肝心です。
空手の形に魅了される人って少なくないと思います。瞬時に繰り出される突きや蹴り、無駄のない動作は魅了されます。でも、いきなりそのような動作はできないです。速さだけを求めると力みがかって雑な感じのする動きになります。はじめはゆっくりとした動作で正確に速さはそれができてから徐々に上げていけばよいです。
形から初級クラスと中級クラス以上に分かれて練習。初級クラスは個性あふれる生徒が多いですが、一般部の方に手伝ってもらい助かりました。
基本組手の受け側、攻撃側の正確な動きや夫婦手の使い方を練習。
私の好きな形の中にクーシャンクーという形があります。起伏に富んでいていろんな受け技、攻撃技、体捌きが含まれています。鍛錬としてもこういう練習をすることで身体能力を高められると思います。この形を息切れしないで演武できるようになることは一つの目標でもあります。
各自練習形を繰り返し練習。順番にみてまわりました。初級者は後屈立ちで移動するところが一直線上を進めるように注意しましょう。中級者以上は各動作の力をいれるところ、抜くところを意識して行えるようにしましょう。
ピンアン3段の動作を組手体捌きに応用して約束組手の練習。上級者は基本組手で体捌きの練習をしました。
どこの道場でも空手を学ぶ子供達は多いそうです。しかし、少年クラスから20代・30代を飛び越え40代・50代の年代が多いそうです。働き盛りということもあってやむを得ないのかもしれません。少年時代にずっとやめずに続けるということで礼儀作法や自分に負けない強さを身に着けるのは大事なことだと思います。1~2時間の稽古を週1~2回、時間のやりくりも上手になるはずです。
一般部の方に初級クラスの練習を手伝って頂きました。ありがとうございました。正しい姿勢で突き、また素早い移動の練習。初級クラスはピンアン2段の順番は覚えてきたようですが、立ち方がまだバランスが悪かったり、棒立ちだったりですね。もうちょっと練習しましょう。
上級者になると時間が限られている中で新しいこと、習ったことを繰り返し練習で大変ですね。久しぶりにやると「あれ、次どうだったけ?」と忘れていることもしばしば。。。暇な時間に頭の中でシュミレーションしてみると良いかもしれません。
新年度、新学年を迎えるにあたって何か新しいことを始めようと考えている人も少なくないと思います。健康、体を鍛えるためには空手は適していると思います。空手は前に行く、後ろに下がる、横に行く。突き、蹴り、受け左右鵜対称にあり、体ののバランスが偏りません。そして敏速な動作を練習で鍛え上げますし、呼吸法も行います。一緒に練習している中高年の方も健康になったと口をそろえて言います。一般部の練習生大募集中です。
それぞれの級別に形の練習。年齢によらずやる気のある子はどんどん吸収していきます。なにがきっかけなのか突然やる気を出すとめきめきと上達していきます。また、個々違いがありますのであせらず地道にやっていきましょう。
無駄な力、無駄な動作をなくすということは意外にも難しいというのは体感されていると思います。要所要所で全力を出し、それ以外は自然でいて次に備えます。
毎日の繰り返し練習のなかで、相手が突いてきたから受けた、そして反撃ではなく自然に身体が動くというところまで身体に覚えさせる。とっさのときに身体が反応して身を守ることができたら、それが練習の成果です。日頃から練習しておかないといざというときに迷いがでて動けなくなってしまうんですよね。
ピンアン2段から4段または5段の自分の練習形まで数回ずつ繰り返したので上級者は回数が多くなりきつくなります。先に自分の練習形が終わった人は上級者の練習形を見取り稽古をします。
基本組手5本目は小手返しの後の腕の極めを中心に練習。投げると同時に相手を起きられないように、腕を引き伸ばしてこを効かせながら相手に力を出させないように制します。
目標を達成するために課題をひとつずつクリアしていくためには、まず課題がなになのかをはっきりと知ることですね。練習中にひとりずつ課題を見つけて指示しているつもりです。それは「引手を正しく引き、突く」、「姿勢を正しく保ち移動する」という基本的なことから、言葉で説明が難しい場合は、やって見せたり、例えで説明したり、なかなか伝わらずもどかしい時もあります。
各自の練習形は上段受け、外受けの受けている位置など細かい動作がきちんと出来てか確認しながら練習。組手は約束組手、突きのタイミングに合わせて受けを行う練習。
小手返しの際の転位・転体で、腕力に頼らず相手を崩し転技。お互いに技を掛け合い体得すべく反復練習。出来ているかどうかはお互いにわかっていると思います。 🙂
久しぶりの稽古参加された方、定年を迎えられこれからもう少し空手に取り組めるかなとおしゃっていました。うれしいですね。これからも頑張ってください。
将棋のコンピュータ対人間の対局がちょっと話題になっています。面白いですね。前回の対戦では人が負けてしまったので、今回は絶対負けられないという気構えが伝わってきます。勝負を見ている人も対戦が長考に入るとあれやこれやと考える。こういう気構えや態度は空手をやるものとして見習うべき点だと思います。
身体をまっすぐ保ち、腰の高さを一定にして移動して順突き、逆突きの練習。形はクラス別に練習形。
年度末で忙しくなかなか練習に参加できない方も参加し久しぶりに全員揃いました。移動、形ともに各自の改善点を反復練習。組手は小手返しに入る前段階の体さばきの徹底練習。
2月、3月はまさに寒稽古。自分との戦いです。ここ数日は温かい日が続いていますので寒稽古もそろそろ終わり。皆、休まずよく頑張りましたね。
形のクラス別練習で注意すべき点をポイントをしぼり練習。有級者は意識して練習できました。組手の先手を取る練習でタイミングがとれず躊躇したり、遠慮したりするので「パッ」と入れるように間合いとる練習をしていきます。