昨日はひなまつりでしたが、子供クラスのある子に「ひな飾りはもうしまったの?」と聞いたら、「まだ、今日これからしまうの。なんで早くしまわないといけないかというと、お嫁に行くのが遅くなるから」といっていました。しっかりしてますね :)
ところで、本をすらすら読むには、まずゆっくり、はきはき読んでみます。それを何度か繰り返しているうちに自然と速く読めるようになっていたなんてことは経験があると思います。空手の練習もこんな感じかなと思います。ゆっくり力まず繰り返し、ひとつひとつ技を速くしてもゆっくりやった時とおなじように力まず正確にできる。とふと思いましたが、身体動作を説明する際には私のもっているボキャブラリや “例え” を駆使して、わかりやすくしているつもりですが、わからないときは遠慮せずに言ってください。。
今日の稽古内容:
子供クラス、ピンアン初段、移動基本、ミット打ち、手首はずし(上段受けの応用)を練習しました。ピンアン初段は先週と同じく立ち方、受け方、転身の方向を直しながら行いました。また、何度か繰り返し練習したのですが、号令の間隔を短くすると「こんな速いの?」と言いながらも「さっさっパッ」号令に合わせて動作が出来ていました。しかも、ゆっくりやるときよりも集中していたようです。立ち方・受け方ができてきたら速く動作する練習もやっていきましょう。
大人クラス、その場基本・移動基本、基本形、ピンアン初段~3段、基本組手1本目・2本目を行いました。移動基本の順突き、逆突きの立ち方よくなりました。基本形の第3挙動、大きく引き込んでからの転身して下段払いのところ詳しく解説しました。今出来る出来ないは別にして、この動作はしっかり理解して意識して練習してみてください。基本組手は攻撃側は正確に部位をねらい、受け側はぎりぎりのところで受け流し・技につなげるように練習しましょう。