稽古日誌 (2011-06-26)

高崎カルチャーセンターで空手道教室を開講してから3ヶ月が経ちました。仕事や学業生活に追われる中で稽古を続けていくのは大変だったと思います。日曜日の午前からお昼にかけて空手教室の通うのはご家族の方のご理解と協力があってのことだと思います。子供クラスも大人クラスの皆さんも日曜日の稽古に生活のリズムを合わせるのは慣れないうちは大変だったと思いますが、週1回の稽古を続けて体得するものが普段の生活で役たつことを願っています。今後ともお互いがんばって行きましょう。

今日は私の娘が助手で参加しました。高校の空手道部に所属していて松濤館流をやっています。燕飛という形をお見せしました。空手を始めて間もない方は、空手競技をあまり目にしたことがないので、ちょうどよい機会だと思い演舞してもらいました。普段稽古している基本形やピンアン2段より多彩な技が入っていますし、それなりにスピード、力強さがあって、かっこいいと思うかもしれません。形はいろんな技を含んでいますがその用法もしらなければ使えません。正しく理解し、体得し、応用していけるよう、今、稽古している形を大事にしてほしいと思います。

今日の稽古:
子供クラスは、基本形の中で転身するところを中心にやりました。270度転身して下段払いしたり、順突きから下がり、180度転身して下段払いするところ難しいので、何度か繰り返しやりました。基本形をやりはじめの頃は、難しくて「空手難しくて出来ない」とか小声で言っていたこともあったのですが、最近はがんばって「こうやるのかなって」試行錯誤している様子です。こちらも熱が入ってしまいますね。
もう1つ嬉しかったことがありました。稽古の最後、正座してすこし話をしますが、今日は3ヶ月の節目ということで、「最近、ミット打ちしてて分かるけど、3ヶ月前と違って、突きも蹴りも正確で力が強くなったから、友達やご両親に大して空手で殴ったり蹴ったりしてはいけないよ。」と言ったところ、「そんなことわかっているよ」と即答してくれました。

大人クラスは、基本形の転身するところとピンアン2段の立ち方の変化を中心に、ところどころ用法を解説しながら行いました。1本約束組手は4種類(中段下段払い、上段外受け、中段肘受け流し、上段内受け流し)、約束組手は、身長が違えば間合いも違ってきますから、自分の突きがどれくらいの間合いであれば相手に届くかを掴んでください。
大人クラスの方々も最初のころにくらべると息切れが無くなってきたように思います。順突きをみてもふらつきが少なくなりました。呼吸法と自分の歩幅がつかめてきたのだと思います。

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