低学年の生徒は休憩時間も活発に動き回り鬼ごっこみたいな遊びをやっています。稽古が始まると鬼の子は先生にタッチして鬼役を預け気持ちを切り替えることが出来るようになりました。中にはどうしても稽古に集中できないときもありますが、そんなときは注意しますが、聞くわけないので他の生徒の邪魔をしない限りそのまま続けます。他の生徒が一生懸命やっているとやがて自分もやらなきゃなという気持ちが子もいますし、最後まで集中できない子もいます。最後まで集中できない子は休憩時間を削って居残り練習させます。自分がまじめにやっていないから居残り練習をさせられているという自覚もあるようで素直にやります。「あと10回」とか「あの壁まで順突きね。」とか目標を明確にして取り組ましています。
今日の稽古内容
少年部
- その場基本
- 移動基本
- 形
- ピンアン2段、初段
- ピンアン3段
- ピンアン4段
- 組手
- ワンツー
前蹴りを3挙動に分けて練習のときに片足立ちで静止するので「頭にのせたものが落ちないように」と言っています。それで背筋が伸びてバランスを取れるようになってきます。回し蹴りのときにある生徒がなんとなく「そっと」蹴っているので、はじめはやる気がないのかなと思っていたのですが、「どうした?」と声を掛けると「頭のものが落ちないように」と言っていたので思わず笑ってしまいました。 🙂
形はピンアン2段、初段は全員で、あとはそれぞれの練習形まで2回ずつ。組手は刻みつき・逆突きの2度突きを声を出しながら力いっぱい突きました。
一般部・少年部(希望者のみ)
- その場基本
- 突き(上段、ななめ、横)
- 裏拳
- 後屈立ち手刀受け、四股立ち貫手
- 形
- ピンアン5段
- ナイハンチ
- 組手
- 3本式約束組手(中段1)
ナイハンチの横移動の運足練習。右へ大きく横移動して手刀で受けをうちますが、代わりに横蹴りも行えるよう身体の中心がぶれないように練習。肘打ちは逆突きの要領で出します。