稽古日誌 (2012-07-04)

平日の稽古お疲れ様でした。

自分が上達しているかわからないという言葉をたまに聞きます。水泳だったら50m泳げるとか、100m泳げるとかの尺度があります。空手はどうでしょ うか?技や組み合わせが無数にあるので、いつも新しいことを学んでいるようで上達した実感があまりわかないかもしれません。しかし、1年前に自分がどう だったかを思い出してみてください。ブログを見ると1年前は「蹴って順突き」をやり始めたところです。そう考えると上達していると思いませんか?

今日の稽古内容:

少年部・一般部共通

  • その場基本
    • その場突き、上段受け、外受け、内受け、下段払い、前蹴り(3挙動・2挙動)、裏打ち
  • 移動稽古
    • 順突き、逆突き
  • 基本形
  • ミット打ち

今 日は、ちょっと元気がなかったので理由を聞くと、ちょっと眠かったとのこと。前日にはサッカーの練習もあるそうなので、1ヶ月目でちょっと疲れがたまったのかな?学校の勉強もとなると大変ですね。少し休みを多めにとりながらの練習にしました。最後の方は、調子が出てきてミット打ちはサッカー仕込みの回し蹴りでしめくくりました。

一般部

  • 移動稽古
    • 前屈立ちから四股立ちへの変化を貫手または肘受け
    • 前屈立ちから真半身後屈立ちへの変化を上段手刀受け
  • 組手基本
    • 左前構えに対する受け流し~当て身・崩し・間接極め
    • 左前構えに対する飛び込み流し突き~崩し・間接極め

最高師範の教えでは、相手の体を縦横分割していくと幾通りにも攻める箇所が出てきます。それぞれの箇所を押さえてある方向へ崩すといとも簡単に崩されますし、押さえられると動けなくなる箇所もあります。今日は組手の基本の中でそのことを説明し体験してもらいました。受け流しと同時攻撃からの変化技は身につくまで時間がかかると思いますが、和道流の独特の技なので繰り返し練習をして行きましょう。

“稽古日誌 (2012-07-04)” への2件の返信

  1. 平日の稽古有難うございました。
    先生の稽古日誌を拝見し、1年前は蹴って順突きを始めたばかりだったのか・・・って、改めて振り返ってみると多くを学んできたなーと感じました。

    いつも稽古の時には、先生の技をコピーする気持ちで取り組んでいますが、難しい技もあり、なかなか先生のようにできない自分にもどかしさを感じることもあります(特に、基本組手一本目はもう1年近くご指導いただいているのにまだできません・・・)。

    でも、稽古が終わってみるとやっぱり空手は楽しく、早くも次の稽古日が待ち遠しくなります。『好きこそ物の上手なれ』といいますし、この気持ちを大切にして稽古に励むしかないですね!

    1. コメントありがとうございます。

      形も組手も基本技の組み合わせです。基本技を単体で練習すると出来るけど、それを組み合わせて使ってみると、体が思い通り動かなくなってしまいます。「蹴って順突き」も蹴りを加えるだけで、肩に力がはいったり、引き手がおろそかになったり、蹴った後、蹴り足をコントロール出来ず落ちてしまったりとするわけです。

      誰かから聞いた例えですが、花は種をまいた後すぐに咲くわけではなく、いろいろな条件が満たされた時にやっと芽が出て、やがて花が咲きます。空手も同じだと思います。基本技を繰り返し練習していると、必要な筋力と気力、応用するときにはタイミング、間合い、精神的な強さなどが身につき、そしてやっと技が使える。つまり、花が咲くわけです。

      習い事を始めるのとやめるのは簡単、継続が一番難しいのだそうです。みなさん生業があって、時間をやりくりして空手の稽古しているので大変だと思います、病気や怪我などで貴重な時間を失わないよう体調管理に気をつけて根気よく稽古に励みましょう!

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