稽古日誌 (2012-07-22)

このところ過ごしやすく稽古日和でしたが、また、明日から暑くなるそうなので体調崩さないよう気をつけましょう。

「咄嗟のときに身体が勝手に動いた」というのは、多くの人が経験していると思います。何か飛んできたから避ける、手で払うなど。。私も空手をやっていたから助かったのではないかと思うことが数度あります。横断歩道を渡っているときに、車が突っ込んできて寸前のところで飛び込み突きの要領で前に飛んで交わしたとか、ズボンの裾に触れるほど接近した車を、その足をあげて身体を回転して飛びのけたなど、普段の基本や形の稽古での動作が役に立ったと思います。ちょっと言葉ではわかりづらいので、気になった人は今度聞いてみてください。 🙂

今日の稽古内容:

子供クラス:

  • その場基本(中段突き、上段受け、上段外受け、上段内受け、下段払い)
  • 前蹴り(3挙動、1挙動)
  • 移動基本(順突き)
  • 形(基本形、ピンアン3段)
  • ミット打ち(回しけり)

その場基本の時に子供たちに号令を順番でかけるようにしています。なかには出来ない子もいて、今日はやっと理由を聞かせてくれました。「間違うとはずかし いから。」だそうです。決 して不真面目ではなかったんですね。その子には「間違ってもいいから、先生とやろう」というと小さい声でできました。些細なことですが、少しずつ成功体験 を積み重 ねて他のことにも自信がもてるようになるとよいですね。
今日は、立ち方を特に注意して直すように心がけました。

大人クラス:

  • その場基本
  • その場突き (縦セイシャン立ちによる2度突き)
  • その場蹴り (すね蹴り、前蹴り、回し蹴り、足刀横蹴り、後ろ蹴り)
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(ナイハンチ、ピンアン4段)
  • 3本式約束組手(上段・中段・下段)の1本目、上段の2本目

今日は、腰をほんの少しの動きで突く練習をしました。肩、ひじ、手首の力を抜いて腰の力が伝わる感覚を身につけてください。移動基本の順突き・逆突きは前進して、移動がとまる瞬間に腰の切れと突きが同時にきまるようにします。順突きの場合は、移動中に腰が前足についていったり、逆突きのときは足が止まってから腰を回転したりタイミングがばらばらにならないように気をつけましょう。

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