稽古日誌 (2012-07-28)

ロンドンオリンピックが始まりましたね。私は柔道やレスリングが好きな種目です。

英国の柔道のある代表選手がオリンピック代表になるまでのエピソードが紹介されていたのでそれをご紹介します。
その選手は少年期に素行があまりよくなかったそうです。ある時、町で別の少年にポケモンカードを取られ、取り返そうとしたのですが、ポンポンと投げ飛ばされてしまう。それが悔しくて柔道道場へ通い始め強くなる、試合で勝つようになり、そのたびに親がうれしそうに喜んでくれる、自分もそれがうれしくて、どんどん柔道に打ち込むようになったそうです。

親御さんの存在は大きいなぁとつくづく思いました。

今日の稽古内容:

子供クラス:

  • その場基本(中段突き、上段受け、上段外受け、上段内受け、下段払い)
  • 前蹴り(3挙動、1挙動)
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(基本形、ピンアン3段)
  • フットワーク
  • ミット打ち(刻み突き、前蹴り、回し蹴り)

その場基本の時の子供たちの号令かけは全員が出来るようになりました。来週もちゃんと出来るとうれしいですね。前蹴り3挙動はバランスをとるコツで「頭の上に本か何かをのっけて。。」というふうに練習しますが、今日は、「たまねぎ」、「宇宙」、「太陽」とかが出てきてコーチが吹き出しそうになっていたようです。 🙂 発想が豊かですね。
移動基本・形はクラス分けして練習しました。初心者クラスは立ち方、移動の仕方、方向転換を中心に、7級クラスは方向転換、形は少しスピードをつける練習をしました。

大人クラス:

  • その場基本
  • その場蹴り (すね蹴り、前蹴り、回し蹴り、足刀横蹴り、後ろ蹴り)
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(ピンアン2段、ピンアン4段、ナイハンチ)
  • 3本式約束組手(上段・中段・下段)の1本目、上段の2本目
  • 1本式約束組手(ピンアン初段第2挙動応用)

今日は、その場基本、移動基本は終始力を抜くことを心がけて練習しました。毎回くどいようですが、肩、ひじに無駄な力が入っていると突き位置が高くなったり、脇があいたりしてしまいます。下半身に無駄な力が入っていると膝が内向きになったり、移動を足の力に頼ったり、腰のキレを活かせなくなってしまいます。今日は、移動基本の練習中にみなさんにそれぞれチェックポイントをお伝えしたつもりです。思い出してすこし工夫してみてください。

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