稽古日誌 (2015-02-25)

花粉症の人はもう症状がでているらしいですね。私も花粉症だったのですが、去年から症状が軽くなったと思います。その理由は不明ですが風邪とか、はやりのインフルエンザとかかからないのは日頃から鍛えているお蔭だと思います。 🙂

ピンアン4段のポイントは、身体の中心を意識して左右、前後に受け、攻撃を行います。後屈立ちによる左右、前後移動、閉足立ちへの変化、閉足立ちから横蹴りで体軸がぶれないように、また、後屈立ちによる踏み込みなど受け即攻撃につながるように無駄な力を使わずに行う練習をします。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 護身術(延長練習生のみ)
    • 抜き手技の練習

昇級に向けて、個々に直すべきところをポイント指導しながら練習。特に立ち方のスタンスが狭くなりがちなのでのびのびと、大きくかつ無駄なく動けるようなスタンスになるように練習しました。

稽古日誌 (2015-02-22)

ピンアン3段のポイントは、肩肘をはらずに方向を変えながら受け、体の開き・腰のきれを利用して受け流す練習をします。肩に力が入り上体が浮いたり、体が伸びたり、下半身が崩れたりしないように、片足に重心が偏ったりしないように練習をします。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • クラス別にピンアンの形

移動基本と形を通して、生徒ひとりひとりのレベルに応じて指導しながら練習しました。基本も繰り返し回数が多いのですが、よく辛抱しました。

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段、4段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手6本目
    • 外受けの体捌き

基本練習はゆっくり動作で体軸を意識して、その後、速く動作。速くしても上体に無駄な力が入らないようにするのがポイントです。

 

 

 

稽古日誌 (2015-02-18)

ピンアン初段のポイントは、上体の操作で立ち方が崩れず、体の開き、腰のきれを利用して受け流す練習をします。身体の方向を変えて蹴りを行う動作は方向転換、受けと蹴りを同時に行うため無駄な力が入り、バランスも崩れやすいので自然にできるように練習します。

今日の稽古内容

少年部・一般部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段に対しての受けと攻撃

いつも行っているその場基本の時間を移動基本に割り当てて反復練習。正しい姿勢で直線運動とスピード、身体で突く(重心の移動)こと。

一般部のみ

 

    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手5本目

ナイハンチ形で腰を落とし高さを一定に保って移動、身体の操作を行うように練習。基本組手5本目は小手返しを極める過程で捕った腕のあそびが生じないように体捌きを行う練習。

 

稽古日誌 (2015-02-15)

ピンアンの形で最初に練習するピンアン2段のポイントは、身体の中心を崩さないように、床に対して身体を垂直に保ち左右、前後、方向転換が行えるように、また後屈立ちから前屈立ち、四股立ちに変化して上下しないように重心移動を練習しつつ、うち落とし、順突き、下段払い、上段受け、貫手を正確に行えるよう練習します。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)

昇級審査に向けて級別に分かれて練習。時間を有効に使う生徒は伸びが早いですね。ピンアンの形それぞれに修得すべき点があり、それをローテーションしながら指導しました。

一般部

  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の3)
    • 基本組手5本目、6本目

対人練習は攻守間合いの取り方をしっかり意識して練習しましょう。ただ、約束しているとおりに回数こなすことのないように。上段に対して受けおよび体さばきを行うとき重心を落とし安定させ、次の攻撃に備えられるようにします。

稽古日誌 (2015-02-09)

仕事、家庭、勉強、趣味などやるべきことはたくさんあるけれど、時間が足りないと思うことありますね。小学校高学年だと学校、クラブ活動、塾など時間の一つのことだけではなく、すべてをやらなくてはいけません。きつければ時間を短くするとか回数を減らすとか、時間やりくりを学ぶこともこれからは大切ですね。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

移動基本、形ともに体軸を意識して練習。体軸がなぜ大切なのか説明しました。ピンアン初段は5点ほどポイントを絞って重点的に練習。次回、その5点の動作で注意すべきことを説明してもらいます。

稽古日誌 (2015-02-08)

空手教室では学校、学年も違う生徒達が空手を通して知り合い、お互いに興味あることなどで意気投合し仲良くなる場でもあると思います。空手が得意な子、不得意だけで他の分野で長けている子、また人見知りでコミュニケーションが不得手な子など、休憩時間には子供たちの空手以外のいろんな側面をみることができます。私や保護者の方、空手教室の仲間とのコミュニケーションは、家庭、学校以外での社会性を身に付ける場としての役割もあるのかなと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の2)(緑帯以上)

基本、形でナイハンチ立ち、前屈立ち、後屈立ち、四股立ち、猫足立ちがしっかりできるように一人ひとり見直しながら練習しました。

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段、4段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の3)

形は身体の中心が移動することを意識して練習しました。3本式約束組手の上段3の流し突きは基本組手7本目の第3挙動と同じ動作です。蹴りをよけて突きを入れると体が入らず、突きの伸びもなく弱くなります。腰のひねりによって体を開き、また重心があがらないように落とし、蹴りを受け流します。

 

稽古日誌 (2015-02-04)

ナイハンチという形は演武線が横一文字です。横への動きで身体が偏らず、常に中心軸を保って動くことで体軸を作り上げ、さらに左右、前方へ威力のある攻撃や受けを行えるように練習します。

たとえば、野球ならバットでボールを打つ瞬間に体軸がぶれたら飛距離はでません。

空手では突き、蹴り、受けの打突の瞬間に体軸がぶれると、自分に返ってくる反作用の力に負けてしまうと力が分散されて有効な攻撃、受けではなくなります。

そんなわけで、立ち方と姿勢を基本稽古の中でうるさく指導しています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段突きに対しての受けと攻撃

今日は、年長の男の子の1名体験入門ありました。お兄ちゃんがすでに入門されていて色帯なので負けずにがんばって欲しいですね。なかなか筋がよかったですよ。:-)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の3)

ピンアン3段の後半から体を開き敵の突きを捌く腰の動作、これが流し突きにも応用できます。このコツを修得できるように練習を積みましょう。

 

 

稽古日誌 (2015-02-02)

もうかれこれ空手を30年以上続けています。仕事などで道場で稽古ができない日はもちろんありますが、やめようと思ったことはありません。いつもの稽古メニューの中でより上手くできるようにするにはどうすれば良いか自問自答し、応用方法などを探求、追究していけるかが大事です。

少年部の場合は昇級・昇段で帯色が変わることや、試合でより上位になれるように目標をもったり、憧れの選手を見つけたりするのも良いと思います。ただし、審査で落ちたり、試合で勝てなかったりしたときのフォローアップも大事です。そこは指導者として個々の達成可能な目標設定を考えていくことも大事だと思っています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

正しい姿勢で移動、突きが行えるように練習。形では特に後屈立ちでの移動、方向転換を練習。

稽古日誌 (2015-02-01)

稽古中に生徒に対して「ここが悪い、ここを直して」ということが多いです。「ここが良い」とはほとんどいうことがありません。長所はいわずとも伸びますが、短所は自分では気づかないものです。短所を長所に変えていくことが大切だと考えています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段~5段(各自の練習形)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段、中段、下段の1)
    • 基本組手5本目、6本目

少年部、一般部ともに基本稽古では「腰を入れて」突くということを練習。腰から上体を床と垂直に保ちつつ重心をさげて安定させ、肩を下げ、胸を張り上体に無駄な力を使わずに突き、移動する練習をしました。

 

稽古日誌 (2015-01-26)

和道流の動作の特徴は、重心移動と体捌きを活かした素早い動き、また正中線を保ち両足均等に体重を保ち静の状態から一気に動の状態へ切り替えます。

これを表すのに、「スー」と動いて「パッ」と受け、「サッ」と突く、というような表現をよく使うのですが、だいたいの人がどういう動作か理解できるのではないでしょうか?昔、漫画でゴルフのスウィングのときに「チャー、シュー、メン」なんてありました。その他にも身体感覚を表す言葉として、「シュッ」、「ビュン」、「クイッ」、「スパッ」、「フワ」なんてありますが、どんな状態なのか想像できますか? 🙂

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

移動基本、形を身体の中心を保って移動できるように練習しました。

稽古日誌 (2015-01-25)

武道には「見とり稽古」というのがあります。他の人の練習を見て動きを覚えたり、先生の説明に耳を傾けたりすることで自分がいざそれを練習するときの参考にします。

もちろん、どこまで見とれて修得できるかという点は個々の経験によってきますので、自分でやっているつもりでも上級者からみれば不自然な動きもあるので、そこを指摘してもらえることができれば上達が早いです。

当空手教室は、ひとりひとりにあった指導を心掛けていますので、ある級(または個人)を指導している間、他の級は見とり稽古になります。しっかり見て、どんなところが注意されているのか内容をよく聞く、自分が出来ているのか再確認し、そして分からない点や興味があった点を尋ねる。そういうことが出来る環境だと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • その場基本
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(下・中・上)

稽古日誌 (2015-01-21)

この間、習い事の中で空手や水泳は上位なんてことを稽古日誌に書いたのですが、今日はある生徒が「空手はやりたいが、水泳はやめたい」なんてことを保護者の方をとおして聞きました。空手を教える方としてはうれしい限りですが、空手をならっても泳げるようにはならないので、空手で鍛えた体を活かしできれば続けなさいと、また空手だけではなく勉強もするように励ましました。 🙂

さて、ナイハンチ立ちはその場基本の時の立ち方で行いますが、形のナイハンチ、セイシャン、それから縦セイシャン立ちは組手の基本的な立ち方にもなります。その場基本でのナイハンチ立ちは、左右の足の位置は肩幅よりやや広目(目安として片膝をつき、もう片方の足との間に拳2つ分くらいの幅)で横一文字に立ちます。つま先を内側へしめ、膝を前方へ曲げつつ内股を締め、膝を外側へ開く。すると両足・脚の外側へ自然と力がはいります。重心は両足の真ん中、上体は足の構えの上にまっすぐ保ちます。「力を抜く」のではなくて、「自然と力が入る」という感覚がポイントです。

 

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 組手
    • 連続前蹴り・回し蹴り
    • 刻み突き・逆突き
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン初段
    • ピンアン2段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の2、3)

 

稽古日誌 (2015-01-19)

ある生徒が脚が痛くて正座ができないと嘆いているので痛みのある部分をみてみましたら、前脛骨筋という脚のすねのやや外側から足の内側まで伸びている筋肉でした。前脛骨筋はつま先を上にあげたり、下げたりする際に使われる筋肉で立つ、座る、歩くなどで使われる筋肉です。触ってみると非常に硬くなっていて、足の三里というつぼを軽く押しただけで痛がっていました。

空手教室では準備体操で、つま先立ち、つま先あげる動作で前脛骨筋を柔らかくするためのストレッチをおこなっているのですが、他にもスポーツをやったりするでしょうから普段からつま先の上げ下げ、正座して後ろに上体を傾けたりしてストレッチすると怪我も少ないと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

ピンアン初段の第7挙動を特に練習。複数の動作の連結を1つ1つ正確に行えるように繰り返し。

 

稽古日誌 (2015-01-18)

先週、見学に来られた小学4年生の男の子が今日から正式に入門。2歳の妹の面倒見が良くて、練習の合間に妹から寄ってくるくるほど。空手で身体を鍛えて、内面はやさしいまま育ってほしいですね。

空手を始めてやる人には、まず、各動作を「まね」をしてやってもらいます。まねといっても奥が深いし、高い身体能力が求められる他、、外面だけでなく、どのように骨格や筋肉を動かすとそのような形になるのか?技の間合い、タイミングは?ということを見出しことが必要です。

これは、「見取り稽古」といっては武道では大事なものとされています。尊敬する上級者の練習をみて覚えて、良いところを真似してみる。悪いところは自分がそうならないようにする。そのためにどうあるべきかを見つけたり、教えてもらったりするのも大事な稽古となります。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • 突きこみ(上級者)
    • ピンアン2段、初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の1)
    • 基本組手1から6本目、9本目

 

針灸治療体験レポート

先日、針(鍼)治療に行ってきました。

生業がソフトウェア開発なのでパソコンに向かっている時間が長いせいか、日頃から目の疲れ、首・肩のこりが気になっていました。

治療はご近所で知り合いの菅野針灸院で行ってもらいました。

ここの先生は大変やさしく、親しみのある方です。合気道の高段者でもあり、合気YOGA というヨガの指導もなさっていて、空手や武道にたいして理解のある方です。

治療時間は20分ほどでした。

治療用のベッドにあおむけになると、触診がはじまりました。おなかを「ポンポン」とたたいて内臓の硬さをしらべているようでした。

赤外線であたためる装置を腹部に照射してあたためながら、針を刺していきます。刺す前に「こんなに細くて、柔らかいのだよ」と針をみせてくれました。

脳天、顔面(眉間、眉付近、ほお)、それから腕から手、脚に数本ずつ次々と刺していきました。痛みありませんでした。

針をさしたままの状態でしばらく先生と世間話しをし、数分後、今度は抜いていきます。「はい、全部抜いたよ。今度はうつ伏せね。」と言われうつぶせに。

うつ伏せは、首に数本刺して、肩から背中は触診しながらコリをみつけて、そこへ針を刺している様子でした。痛みはありません。

「はい、もう1回、仰向けになって」というので仰向けになって、腹部を「ポンポン」とたたいて、「いい音がでるようになったでしょ。どこをたたいても同じ音。かたよりがなくなった証拠だよ。」と、確かにおなかが柔らかい感じがしました。

さて、終わって起き上がってみると、目の周辺、眉間がとてもすっきりして気持ちが良いし、首のこりこりがなく背筋がのびているような感じがあり、とてもすっきりした。

「もみほぐし」とはまた違った爽快感がありました。

 

稽古日誌 (2014-01-14)

習い事の中で空手や水泳は上位にはいるようです。なぜ空手を習うのか?ってよく考えています。

水泳や空手は体のさまざまな箇所を使う全身運動です。特に水泳は水の中なのでで息を吐く・吸うなどをきちんと行わなうことで心臓・肺などの循環器を盛んに使うことで発達を促進するなど効用があるとのこと。

空手はどうでしょうか?呼吸法はありますし、手足・体を使って緩急自在に動けるよう練習します。大きな違いは「護身」ということでしょうか。

護身術は何年やればよいか、どれくらできれば良いかという基準がないように思います。常日頃から身を守るという意識を持ち備えいざというときに動じることがないよう鍛える。鍛えておくことで体力に自信が持てて、精神的にも強くなり、健康にもなります。古来の武道を継承していくことで、技術的なことや、礼儀作法、伝統など重んじることが面白くなり生きがいにもなっていく。

空手教室の子供たちの成長期に数年にわたり空手をとおして接するなかで、そんなことを教えていきたいと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン4段
    • ピンアン5段
  • 組手
    • 肩たたき組手

一般部

  • 組手
    • 3本式約束組手(上段~下段の1)
    • ピンアン2段、初段

 

稽古日誌 (2015-01-11)

あいさつとは気持ち良いものです。朝、犬の散歩をしているときに出会う人に「あはようございます。」と言うと、必ず「おはようございます。」と返してくれますし、また、逆の場合もあります。

空手教室では1回の練習の中で何度も礼をします。「お願いします。」や「ありがとうございました。」と声に出して感謝や敬意を表したり、疲れてだらけたい気持ちをぐっとこらえてひとつの練習の区切りをつける場合もあります。空手教室で互いに気持ち良く練習をするためには当たり前のことです。

空手教室でならったことを日常生活でも活かしてほしいと思います。食事のとき「いただきます。」「ごちそうさま。」、よその家におじゃまするとき「おじゃまします」「おじゃましました」など、みんな言えているかな。。。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
  • 組手
    • 3本式約束組手(上、中、下段の2)
    • 約束組手(中段内受け)

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
    • ピンアン3段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上、中、下段の1)
    • 基本組手1本目から6本目
    • 基本組手7本目、9本目

 

稽古日誌 (2015-01-07)

今年の初稽古。

生徒たち久しぶりの稽古でだいぶ体がなまっている様子なので、柔軟・筋トレメニューを多めにして体が温まってから稽古。のびのびと大きく動作を行いました。後半は速い動作で蹴りの反復練習。

少し前から気づいていたのですが、姿勢が悪い生徒がいます。猫背気味でひきてが胸の前でとまってしまう、首を少し前に突き出し下をみているたような姿勢など etc.

練習中は指摘しますが、普段の生活から気をつけないといけませんね。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
  • 組手
    • 連続蹴り

一般部

  • 移動基本
    • 順突き、逆突き、突きこみ
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
  • 組手
    • 上段突きの対処(肘はね受け)

 

呼吸を深くすると落ち着く

稽古の始まりと終わりには正座して黙想します。わずか数十秒ですが、黙想の間、姿勢を良く保ち、深呼吸をします。姿勢を良くすると胸や腹部が圧迫されずに自然と呼吸が楽になります。「鼻からゆっくり吸って、おなか一杯になったら、ゆっくり鼻から吐き出して」と言うと、元気の良い少年部の生徒も黙想してしばらくは音をたててみたり落ち着きがないのですが、やがて静かになります。

呼吸は肺に空気が入るので、おなか一杯吸ってというのも変ですが、おなかを膨らますと横隔膜が下がり、肺が大きく膨らむわけです。肺は肋骨で囲まれているのでお腹ふくらませて横隔膜を下げて広げないと多くの空気を吸い込めません。いわゆる「腹式呼吸」です。

気持ちの抑揚と関係がある自律神経は交感神経と副交感神経からなり、交感神経は気持ちを高ぶらせ心拍数をあげさせる働きがあり、副交感神経は気持ちを落ち着かせる働きがあります。

横隔膜の動きが自律神経と連鎖しているのだそうです。息を吸い横隔膜が下がると交感神経が刺激され、息を吐くと横隔膜があがり副交感神経が刺激されます。

空手の稽古では、正座の時だけでなく、突きや蹴りの動作の時に声を出します。毎回出すと肺呼吸になりがちなので、10回目の動作のときや、「次、気合いいれて」などさまざまなやり方をしています。声をださずとも呼吸が動作にあわせて出来ていればたやすいことです。声をだせない生徒は動作と腹式呼吸ができていないのです。そうやってときどきチェックしています。

普段の生活でお子さんの姿勢を見てみてください。猫背になっている子は呼吸が浅く交感神経が刺激されずに弱々しく見えませんか?普段の生活から見直すことも必要です。

長くなりましたが、呼吸はいろいろな場面において大事なんですね。

稽古日誌 (2014-12-22)

高崎吉井空手教室の稽古納め、高崎支部の今年最後の稽古です。1年の締めくくりという気分がなんとなく伝わってきます。今までの練習してきたことを復習。また、少し新しい内容をいれて練習しました。

今日に稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
  • 組手
    • 約束組手(中段突き、内受け)

基本動作の突き、受けは肩甲骨を意識して動かすように練習。受けは腕の骨で突きに対して直角に当てず(腕を痛めます)、突きに対して斜め後ろへ流す感じで受けます。約束組手ですがエキサイトしていました。