Youtubeなどの動画について

空手の稽古に熱心になるとYoutubeなどで動画を参考に見ることもあるかと思います。空手の奥深さを知ると各流派の歴史や技術など気になり調べたりするのは知見が広がりいいと思います。
ただ、流派には特徴があり、指導も個人それぞれの経験、技量に合わせた指導をしているものです。なので、そのような動画は参考にするのは構いませんが、まずは、今稽古しているこをが出来るようになることを優先して欲しいですね。

稽古日誌 (2015-02-22)

ピンアン3段のポイントは、肩肘をはらずに方向を変えながら受け、体の開き・腰のきれを利用して受け流す練習をします。肩に力が入り上体が浮いたり、体が伸びたり、下半身が崩れたりしないように、片足に重心が偏ったりしないように練習をします。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • クラス別にピンアンの形

移動基本と形を通して、生徒ひとりひとりのレベルに応じて指導しながら練習しました。基本も繰り返し回数が多いのですが、よく辛抱しました。

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段、4段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手6本目
    • 外受けの体捌き

基本練習はゆっくり動作で体軸を意識して、その後、速く動作。速くしても上体に無駄な力が入らないようにするのがポイントです。

 

 

 

稽古日誌 (2015-02-18)

ピンアン初段のポイントは、上体の操作で立ち方が崩れず、体の開き、腰のきれを利用して受け流す練習をします。身体の方向を変えて蹴りを行う動作は方向転換、受けと蹴りを同時に行うため無駄な力が入り、バランスも崩れやすいので自然にできるように練習します。

今日の稽古内容

少年部・一般部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段に対しての受けと攻撃

いつも行っているその場基本の時間を移動基本に割り当てて反復練習。正しい姿勢で直線運動とスピード、身体で突く(重心の移動)こと。

一般部のみ

 

    • ナイハンチ
  • 組手
    • 基本組手5本目

ナイハンチ形で腰を落とし高さを一定に保って移動、身体の操作を行うように練習。基本組手5本目は小手返しを極める過程で捕った腕のあそびが生じないように体捌きを行う練習。

 

稽古日誌 (2015-02-15)

ピンアンの形で最初に練習するピンアン2段のポイントは、身体の中心を崩さないように、床に対して身体を垂直に保ち左右、前後、方向転換が行えるように、また後屈立ちから前屈立ち、四股立ちに変化して上下しないように重心移動を練習しつつ、うち落とし、順突き、下段払い、上段受け、貫手を正確に行えるよう練習します。

今日の稽古内容

少年部

  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)

昇級審査に向けて級別に分かれて練習。時間を有効に使う生徒は伸びが早いですね。ピンアンの形それぞれに修得すべき点があり、それをローテーションしながら指導しました。

一般部

  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の3)
    • 基本組手5本目、6本目

対人練習は攻守間合いの取り方をしっかり意識して練習しましょう。ただ、約束しているとおりに回数こなすことのないように。上段に対して受けおよび体さばきを行うとき重心を落とし安定させ、次の攻撃に備えられるようにします。

稽古日誌 (2015-02-04)

ナイハンチという形は演武線が横一文字です。横への動きで身体が偏らず、常に中心軸を保って動くことで体軸を作り上げ、さらに左右、前方へ威力のある攻撃や受けを行えるように練習します。

たとえば、野球ならバットでボールを打つ瞬間に体軸がぶれたら飛距離はでません。

空手では突き、蹴り、受けの打突の瞬間に体軸がぶれると、自分に返ってくる反作用の力に負けてしまうと力が分散されて有効な攻撃、受けではなくなります。

そんなわけで、立ち方と姿勢を基本稽古の中でうるさく指導しています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアンの形(クラス別)
  • 組手
    • 上段突きに対しての受けと攻撃

今日は、年長の男の子の1名体験入門ありました。お兄ちゃんがすでに入門されていて色帯なので負けずにがんばって欲しいですね。なかなか筋がよかったですよ。:-)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン3段
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の3)

ピンアン3段の後半から体を開き敵の突きを捌く腰の動作、これが流し突きにも応用できます。このコツを修得できるように練習を積みましょう。

 

 

稽古日誌 (2015-02-02)

もうかれこれ空手を30年以上続けています。仕事などで道場で稽古ができない日はもちろんありますが、やめようと思ったことはありません。いつもの稽古メニューの中でより上手くできるようにするにはどうすれば良いか自問自答し、応用方法などを探求、追究していけるかが大事です。

少年部の場合は昇級・昇段で帯色が変わることや、試合でより上位になれるように目標をもったり、憧れの選手を見つけたりするのも良いと思います。ただし、審査で落ちたり、試合で勝てなかったりしたときのフォローアップも大事です。そこは指導者として個々の達成可能な目標設定を考えていくことも大事だと思っています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段

正しい姿勢で移動、突きが行えるように練習。形では特に後屈立ちでの移動、方向転換を練習。

稽古日誌 (2015-02-01)

稽古中に生徒に対して「ここが悪い、ここを直して」ということが多いです。「ここが良い」とはほとんどいうことがありません。長所はいわずとも伸びますが、短所は自分では気づかないものです。短所を長所に変えていくことが大切だと考えています。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段~5段(各自の練習形)

一般部

 

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段、中段、下段の1)
    • 基本組手5本目、6本目

少年部、一般部ともに基本稽古では「腰を入れて」突くということを練習。腰から上体を床と垂直に保ちつつ重心をさげて安定させ、肩を下げ、胸を張り上体に無駄な力を使わずに突き、移動する練習をしました。

 

稽古日誌 (2015-01-25)

武道には「見とり稽古」というのがあります。他の人の練習を見て動きを覚えたり、先生の説明に耳を傾けたりすることで自分がいざそれを練習するときの参考にします。

もちろん、どこまで見とれて修得できるかという点は個々の経験によってきますので、自分でやっているつもりでも上級者からみれば不自然な動きもあるので、そこを指摘してもらえることができれば上達が早いです。

当空手教室は、ひとりひとりにあった指導を心掛けていますので、ある級(または個人)を指導している間、他の級は見とり稽古になります。しっかり見て、どんなところが注意されているのか内容をよく聞く、自分が出来ているのか再確認し、そして分からない点や興味があった点を尋ねる。そういうことが出来る環境だと思います。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段
    • ピンアン初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • その場基本
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(下・中・上)

稽古日誌 (2015-01-21)

この間、習い事の中で空手や水泳は上位なんてことを稽古日誌に書いたのですが、今日はある生徒が「空手はやりたいが、水泳はやめたい」なんてことを保護者の方をとおして聞きました。空手を教える方としてはうれしい限りですが、空手をならっても泳げるようにはならないので、空手で鍛えた体を活かしできれば続けなさいと、また空手だけではなく勉強もするように励ましました。 🙂

さて、ナイハンチ立ちはその場基本の時の立ち方で行いますが、形のナイハンチ、セイシャン、それから縦セイシャン立ちは組手の基本的な立ち方にもなります。その場基本でのナイハンチ立ちは、左右の足の位置は肩幅よりやや広目(目安として片膝をつき、もう片方の足との間に拳2つ分くらいの幅)で横一文字に立ちます。つま先を内側へしめ、膝を前方へ曲げつつ内股を締め、膝を外側へ開く。すると両足・脚の外側へ自然と力がはいります。重心は両足の真ん中、上体は足の構えの上にまっすぐ保ちます。「力を抜く」のではなくて、「自然と力が入る」という感覚がポイントです。

 

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 組手
    • 連続前蹴り・回し蹴り
    • 刻み突き・逆突き
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン初段
    • ピンアン2段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

 

  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(上段の2、3)

 

稽古日誌 (2015-01-18)

先週、見学に来られた小学4年生の男の子が今日から正式に入門。2歳の妹の面倒見が良くて、練習の合間に妹から寄ってくるくるほど。空手で身体を鍛えて、内面はやさしいまま育ってほしいですね。

空手を始めてやる人には、まず、各動作を「まね」をしてやってもらいます。まねといっても奥が深いし、高い身体能力が求められる他、、外面だけでなく、どのように骨格や筋肉を動かすとそのような形になるのか?技の間合い、タイミングは?ということを見出しことが必要です。

これは、「見取り稽古」といっては武道では大事なものとされています。尊敬する上級者の練習をみて覚えて、良いところを真似してみる。悪いところは自分がそうならないようにする。そのためにどうあるべきかを見つけたり、教えてもらったりするのも大事な稽古となります。

今日の稽古内容

少年部

  • その場基本
  • 移動基本
    • ピンアン2段、初段
    • ピンアン3段
    • ピンアン5段

一般部

  • その場基本
  • 移動基本
    • 順突き、逆突き
    • 突きこみ(上級者)
    • ピンアン2段、初段
    • ナイハンチ
  • 組手
    • 3本式約束組手(中段の1)
    • 基本組手1から6本目、9本目

 

稽古日誌 (2012-10-24)

平日の稽古お疲れ様でした。

今日の稽古の帰りは少し冷え込んでましたね。体を冷やさないよう体調管理に気を付けましょう。
小学校は遠足シーズンなんですね、今日、「伊香保グリーン牧場へ行く」とか、「群馬サファリパーク」や「工場見学」など自分たちの学校のイベントのことを話してくれました。楽しそうでいいですね 🙂

今日の稽古内容:

少年部・一般部共通

  • その場基本
    • その場突き、上段受け、外受け、内受け、下段払い
    • ひざ蹴り・中段前蹴り・足刀横蹴り・後ろ蹴り
  • 移動稽古
    • 順突き・逆突き
    • 基本形
    • ピンアン2段
  • 組手(少年部のみ)
    • ミット打ち(刻み突き、回し蹴り)
    • 肩たたき組手

形は子供たちに私の順序と動作をまねをしながら教えるのですが、ピンアン2段の練習中に難しい動作があって、「こうか、あっ、こうだ」と試行錯誤する声が聞こえてきました。これは、どうすれば同じ動作になるのかを自分で考えている表れなので良い傾向です。
組手はやっているうちにエキサイトしてだんだん力が入ってしまいます。肩たたき組手は力をいれると「パンッ」と音がして、力の入れすぎがわかりますから、力のコントロールと反射を楽しみながら練習します。

一般部

  • その場基本
    • 受けから突き
    • 順突きから蹴り、逆突きから蹴り
    • 貫手、上段手刀受け
    • ピンアン2段(初級者)
    • ピンアン3段(有級者)
  • 組手
    • 上段突きに対しての流し突き
    • 左前構えの刻み突きに対しての突き受け
    • 左前構えの上段逆突きに対しての体捌き、崩しと攻撃

組手で相手に突いてもらって受けや体捌きをいくつかやりました。1つ1つの基本技、形の練習で実際に攻撃を受ける気持ち・イメージをもって練習すると、動きが機敏になりますし、勉強になると思います。また、いろいろな疑問が出てくると思います。そうしたら遠慮なく質問してみてください。

稽古日誌 (2012-10-14)

今日は5才の女の子と小学3年生男子、ご兄弟での体験入門がありました。少し照れくさそうでしたが、私や周りの人をみながら練習できました。来週から入会するとのことで、おふたりとも同級生がいますから、ぜひともがんばって続けてほしいです。

今日の稽古内容:

子供クラス:

  • その場基本(中段突き、上段受け、上段外受け、上段内受け、下段払い、前蹴り)
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(基本形、ピンアン2段、ピンアン3段、ピンアン4段)
  • ミット打ち(回し蹴り)

基本はゆっくりひととおりやってから、スピードと気合をいれて体験入門の子もみんなと一緒に行いました。形は基本形からそれぞれ自分が練習中の形まで。基本形は基本技のつかってのびのびと、ピンアン2段は体重をおとして方向転換を正確に、ピンアン3段は両手の同時に使うのと体捌き、最後のピンアン4段は多彩な技の変化を修得します。最後、時間の都合で、休憩がとらないでミット打ちがんばってました。

大人クラス:

  • その場基本
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 飛び込み突き
  • 形(ピンアン2段、ピンアン5段)
  • 組手
    • 飛び込み突きと流し突き応用
    • 基本組手1本目、2本目

順突きのは一定の腰の高さで重心移動をおこない、左右バランスを保ち前に体重を移します。逆突きは、腰を開き体重を前に移します。今日は、基本動作で強く突こうと突く前に引き手を引いたり、腰を開きすぎたり無駄な動きをしないよう練習しました。組手は最小限の動きでどこまでギリギリのところでかわせるかを自分で挑戦してみてください。ただし、気を抜くとあたって怪我をしたりしますから真剣に、突く方は相手を追うことなく正確に狙ったポイントを突くようにしましょう。

稽古日誌 (2012-10-03)

平日の稽古お疲れ様でした。

台風17号が来る前に小学校は運動会が終わってよかったですね。来週は保育園が運動会のところが多いみたいですが、また台風19号、20号が近づいているみたいです。運動会といえば群馬では、赤城団・榛名団・妙義団とそれぞれ赤・青・黄色に分かれて競うのが特徴的ですね。上毛かるたと同様、他県にいって、群馬出身の人と出会うと盛り上がれる共通の話題です。以上、今日の話題でした。

今日の稽古内容:

少年部・一般部共通

  • その場基本
    • その場突き、上段受け、外受け、内受け、下段払い
    • すね蹴り・中段前蹴り・足刀横蹴り・回し蹴り・後ろ蹴り
  • 移動稽古
    • 順突き・逆突き
    • 基本形
  • 組手(少年部のみ)
    • フットワーク、ミット打ち
    • 手首つかみ・はずし
    • 肩たたき組手

前蹴りは蹴りの基本です。片足になりますのでバランス感覚が大事です。蹴りのバリエーションも増えてきました。技を出す際にちょっとした「コツ」を教えるのですが、例えば前蹴りだったら靴を飛ばすような感じとか、後ろ蹴りだったら、鉄棒で前回りするような感じです。すんなりと理解してくれるのですが、靴とばしとか日常ではあまり好ましくないので本当にやらないように次回念押ししておきます。

一般部

  • 移動基本
    • 順突き・逆突き
    • 蹴って順突き
    • 初級者 – 基本形
    • 有級/有段者 – ピンアン4段
  • 組手
    • 初級者 – 中段蹴りに対する体捌き、胸部への突きと受け
    • 有級/有段者 – 中段に対する体捌きと攻撃(ピンアン4段の応用)

基本、形でもそれぞれ1挙動1挙動を、正しく出来ているかを自分で確認しながら練習しましょう。
自分がどちらの方向を向いているのか、力が入りすぎじゃないか、突きの位置・引手の位置は正しいか、足が蟹股になっていないか、突きのひねりが早くないか、床を蹴って移動していないか、スタンスは十分か、移動中に体軸がぶれていないか、腰の高さは一定かなどなど。

 

稽古日誌 (2012-09-16)

まだまだ、残暑が続きますが、夜は虫の音色が秋を感じさせてくれます。うちの周りは自然が多いからでしょうか?;-)

また、この時期はTV番組の切り替わり時でもあり、子供たちの話題が「フォーゼ」から「ウィザード」になりました。今日は、ウィザードの変身リングを持ってきてくれた子が休憩時間にみんなに見せてくれてましたよ。私が指にはめようとしたらリングが小さいので、「これ先生ははめられないよ。」と言うと、なんと、指にはめるリング部分だけ取り換えられるようになっているんだよと教えてくれました。。よく考えられています。以上、今日のちょっとした話題でした。

今日の稽古内容:

子供クラス:

  • その場基本(中段突き、上段受け、上段外受け、上段内受け、下段払い、前蹴り)
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(ピンアン2段、ピンアン3段、ピンアン4段)
  • フットワーク、ミット打ち(刻み突き、逆突き、前蹴り、回し蹴り)

今日は、ピンアン3段覚えたよと休憩時間に見せてもらって、その後、練習をすぐ再開してしまって本当気が利かなかったなぁと反省してます。ただ、ミット打ちをやりたいと準備体操の時に言っていてくれたので、なるべくその時間を取りたかったんですよ。
初級クラスの子は、ピンアン2段。よ~く私のやり方を見てやってます。特に、最後の第18挙動~第21挙動は難しいですが、手の左右上下重ね合わせも自分で直しながらできました。7級クラスのピンアン3段は立ち方・移動も丁寧でスピードも出せるようになってきました。自身をもってやりましょう。ピンアン4段は前半まで練習しました。ここまででも、後屈立ち、前屈立ち、閉足立ち、逆突きの前屈立ち、逆突きの突っ込みの立ち方、添え足立ちが出てきます。あせらずやりましょう。

大人クラス:

  • その場基本
  • 移動基本(順突き・逆突き)
  • 形(基本形、ピンアン4段)
  • 基本形応用

今日は、移動基本であまり表面化されない腰の使い方の詳解をしました。準備運動のときにした腰の内部の筋力を使って腰を動かすことをしてみましたが、この方法を移動の際に応用します。ぜひマスターしてください。
基本形応用は第3挙動の応用を練習しました。突き手の引きから体をまっすぐ下げ相手を大きく崩すことができます。ピンアン4段は立ち方が多彩なので、やっているうちに歩幅・腰の高さが変わってしまわないよう意識して、1つ1つの挙動の合間に自分で確認するとよいですよ。

稽古日誌 (2012-07-15)

蒸し暑いですね。熱中症には十分気をつけて、こまめに”水”分補給をとってください。今日は、高崎スズランの前の通りを息子と自転車で散歩していると、”水”が霧状に散布されていました。街中は日陰がないので、こんな日はつらいですが、 “ミスト” は少し涼をとれました。

武道、スポーツ、ビジネスでも一流となるには、まずは “水” のようにとらわれない、自由で余裕のある心の状態を、自ら作り出すように努力をすることだそうです。「常に今の自分よりも、より良くなること。」 という気持ちで稽古や日常生活を望めるといいですね。 「五輪書」 より一部引用しました。

今日の稽古内容:

子供クラス:

  • その場基本
  • 形(基本形、ピンアン3段)
  • フットワーク
  • ミット打ち(回しけり)

暑さのせいか、元気がなかったようなので、前半はゆっくりした動作で繰り返し練習をしました。形はクラス分けして練習しました。まず順番をおぼえて、それから形を直していきます。7級クラスはピンアン3段は覚えたので、細かい点を直すようにしていきます。初級クラスは、もうしばらく基本形をとおして、手足の挙動や、方向の転換の仕方を学んで行きます。フットワーク~ミット打ちは、みんな元気良くできました。

大人クラス:

  • その場基本
  • 前蹴り(3挙動、1挙動)
  • 移動基本(順突きの繰り返し)
  • 形(ナイハンチ、ピンアン2段~ピンアン4段)
  • 3本式約束組手(上段・中段・下段のそれぞれ1本目)
  • 3本約束組手から中段・下段の応用

今日は、練習ポイントは2点でした。体軸がぶれないことと、脱力。移動基本を力を抜いて繰り返し、繰り返し行い脱力した感覚を掴んで、最後の数回はそのままで速度を上げることを行いました。速度をつけると床を蹴ったりしますので、「次は今より力を抜いて。。」という気持ちで練習を行ってください。
3本式約束組手は、攻撃は正確に攻撃箇所を狙います。移動する際に体軸がぶれますと攻撃箇所がずれ、正確に受ける練習になりませんので、攻撃側も気を抜かず突いてください。

稽古日誌 (2012-04-01)

桜のシーズンがまもなくやっていきますね。作日、高崎公園を見に行ったら、まだつぼみは堅そうでした。午後は荒天でひどい目にあいました。春は天候が変わりやすいらしいので天気予報にたよりに準備して、体調くずさないように気をつけましょう。

先週、昇級審査を都合があって受けられなかった方の審査を行いひと段落しました。全体的に普段の稽古で注意されたところなどは、意識して正しく行おうとしているのがよくわかりました。良い結果に結び付けられていると思います。

昇級審査では緊張して思ったように体が動かないとか、普段の稽古でも形や基本組手、護身術など覚えることが多くて大変などの声を聞きます。繰り返し練習していきますので、徐々に覚えていくと思いますが、私がよくやる練習方法を簡単にご紹介しておきます。それは、「イメージトレーニング」です。聞いたことあると思いますし、無意識にやっている方もいると思います。

イメージトレーニングは、ある動作を実践することを、まず、頭の中でイメージすることで、その動作に必要な部位や感覚を養い、実際に体を動かすことをスムースにする効果を得るというものです。また、過去に経験した緊張やストレスをイメージし向き合うことでストレスコントロールが出来るようになるそうです。空手だけでなくビジネスでも役にたつと思います。

例えば、ピンアン2段の「左方向に225度回って下段払い」など言葉で説明されてもすぐには出来ないでしょう。225度はどれくらい体を回転させるか、それと体を向きを変える際の注意ポイントもチェックしながら頭の中で自分が出来るイメージを作ります。イメージなので疲れませんから何回でも繰り返せます。形の順番などはすぐに覚えられます。イメージが出来たら実際に体を動かして確認してみます。試しにやってみてください。

今日の稽古内容:

子供クラス、その場基本から移動基本、ピンアン初段、ミット打ち(刻み突き、2度突き、3度突き、前蹴り)。受け方・立ち方の細かいところ注意すると自分で直せるようになりました。形も間違っているよと言うと、となりの子をみて自分の違っているところを直せるようになりました。

大人クラス、その場基本、移動基本、形(基本形、ピンアン2段、ピンアン3段、ピンアン4段)、飛び込み突きの基本動作を行いました。飛び込み突きの基本は腕の力を使わず、腰の切れを生かす練習方法で、組手の攻撃する際に重要になりますので、しっかりマスターしましょう。

 

稽古日誌 (2012-01-29)

今日は、子供クラスに体験入門で1名いらっしゃいました。少し「シャイ」なお子さんで話してもらえませんでした。年齢をきいたらまだ4才ということなので、他の子たちより2歳も下なので少し気おくれしたのかもしれませんね。

また、先週の水曜日に「お勤め帰りの空手教室」の体験入門があり、女性2名の参加がありました。残念ながら水曜日夜の教室は開講には至りませんでしたが、参加された方は「楽しかった」と開講を期待されていたので、うれしかったです。日曜日は仕事があり参加できないとのことで、残念ですがまたの機会となりました。

普段の稽古でやっている形を体験入門でもやってもらいます。例えばピンアン2段には、鉄槌打ちおとし、順突き、下段払い、上段受け、貫き手の組み合わせで立ち方も後屈立ち、前屈立ち、四股立ち、さらに体重の利用による威力の増大、体捌きによる受け流しと同時攻撃など高度な技も含まれています。当然、最初はうまくいかないのですが、技の意味がわかり、「あ、そういうことか」という発見や驚きがきっと面白いと感じるのでしょうね。

 

今日の稽古:

子供クラス、その場基本、ピンアン初段、フットワーク、ミット打ちを稽古しまひた。最近みんな熱心に稽古してます。休憩時間と練習時間の切り分けができて、練習中には練習に集中できるようになりました。特に、今日は見学者がいたためか真剣でしたよ。形の練習は少人数に分けて、立ち方、手の位置、転体方向などの細かい点を直しながら練習しました。

大人クラス、その場基本、移動基本、ピンアン初段、ピンアン3段、1本約束組手の上段受け流し、護身術を練習しました。順突きと逆突きの立ち方、後屈立ちの前後のバランスと左右のバランスが適切かどうかを確認しながら行いました。また、外受けの肘の曲げや位置がその場基本では適切だけど形をやると上にいたり小さくなったりしてしまいがちなので、その点も確認しながら練習をしました。

 

稽古日誌 (2012-01-22)

今日は、少しだけ寒さがゆるみ先日より気温が5度くらい高かったとか。。でも、榛名山は白く雪がかかっていました。
今日から、先々週見学された方が稽古に加わりました。 以前、剛柔流と松濤館流を経験されていたとのことですが、和道流のやり方をよく練習されていました。後でお伺いしたところ、「技が細かい」とのことでした。

ところで、今日は、練習生のなかに形がうまくできないところを「家で練習します。」 と言っていた方がいました。もちろん、空手教室に来ている方のほとんどは自宅で練習しているのはわかっています。最高師範の教えに「道場は学ぶところ」というのがあります。道場は空手を学び、練習は毎日やりなさいということです。もちろん強制ではなく、ご自分のペースでやってもらってかまいませんが、自分からそういう気持ちになっているということがうれしいです。

本日の稽古:

子供クラス、その場基本、移動基本、フットワーク、ピンアン初段、ミットうちを行いました。移動基本は途中で疲れてしまい、「つらい」という表情を浮かべながらやる子もいますが、「あと5回だよ」と声をかけるとがんばって最後までやりぬきました。形は2から3人づつ順番に行い、前屈・後屈立ち形の手の位置など細かい点を直しました。

大人クラス、その場基本、移動基本、ピンアン3段、基本形、ピンアン2段、ナイハンチ、1本約束組手、護身術を行いました。だんだんと練習生がふえてくると一人ひとり見れなくなってしまいますが、「人のふりみてわがふり直せ」という格言のとおり、ある人が直されていたら自分もできているか見直してみてください。

 

 

稽古日誌 (2011-12-18)

先日、高崎駅前に冬の街を飾る「高崎光のページェント」が始まりました。例年より規模・期間が縮小されたそうですが、クリスマス・年末ムードがでてきましたね。

その場基本や移動基本の練習中に「力いれないで」「のびのび大きく」と動作してから、速い動作での練習をしています。速い動作をするために、技が小さくなったり、手を構えている位置から引いてモーションをつけてスピードを出してしまうと癖になってしまい、後々、上達の妨げになると考えています。細かい点ですが注意して練習しましょう。

 

今日の稽古内容:

子供クラス、その場基本~移動基本、ピンアン初段、フットワーク~刻み突き、ミット打ち、カウンターの練習をしました。ピンアン初段は後半部分を中心に数回繰り返し、ふと子供たちの顔をみると辛そうなので、「どうした?」と聞くと「もう疲れた~!」というもらしました。ピンアン2段を3か月くらいかけて練習してきたので、ピンアン初段は覚えが速いようです。真似をしながら、「今のところまわり方間違ってるよ」と教えると「あ、こっちか」とすぐわかる転体方向を直せるようになってきました。

大人クラス、 その場基本~移動基本、ピンアン3段、初段、2段、1本約束組手の下段払いを練習しました。ピンアン3段は猫足立ち、四股立ち、前屈立ちの挙動ごとにスタンスが広くなったり、狭くなったりならないように自分のスタンスを保てるように注意して、第2、3挙動の上下段払い受けは肩、肘にちからが入りがちになりますので柔らかく行えるようにします。
1本約束組手では、下段払いの練習で、相手に下腹部分をやや強く蹴りこんでもらい、足の力はつよいので、それをうまく払えるように肘をやわらかく使えるように練習しました。

稽古日誌 (2011-12-04)

ここ数日は寒い日が続きましたが、きょうは少し暖かかったですね。今年の空手教室の練習日もあと数回となりました。なにかと忙しい時期ですが、体調など崩さないようようがんばりましょう。

ある程度、練習にも慣れてくると、突きや蹴り、受けなどパターン化して一定の速度で動作してしまいます。号令が聞こえたら即反応するとか、次はもっと速く動作するなど、工夫を練習の中で取り入れると、同じ時間でも効率が良くなると思います。

 

今日の稽古内容:

子供クラス、その場基本はゆっくりとやり、突きは脇が開かないように、上段受けは顔の前をしっかり受けるように練習しました。移動基本は、前屈立ちを正確に、ピンアン2段は立ち方と方向転換をしっかり出来るように練習しました。

大人クラス、その場基本はゆっくりと、外受けから中段突き、上段受けから裏打ち、約束組手で使う組み合わせをその場基本で行いました。移動基本はゆっくり正確にやった後、速く移動しても力み、ぶれでないように意識した練習、形はピンアン2段、初段、3段を行いました。また、組手は3本式約束組手の中段1と基本組手1本目を行いました。